スーパー耐久のST-Qクラスへバイオディーゼル仕様のデミオでフル参戦する方針を示したマツダ。
これに続いて「水素ロータリーエンジンでも参戦したら盛り上がるだろうな・・・」という妄想が膨らんでいたのですが、この可能性に関する情報があったので取り上げます。
マツダが「次世代バイオディーゼル燃料でモータースポーツ参戦」を発表した件についてまとめた内容。
「MAZDA SPIRIT RACING」を立ち上げると共に「MAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIO」でスーパー耐久のST-Qクラスへ参戦する事を発表。
2022年シーズンはフル参戦する方針を示しています。
ST-Qクラスは水素エンジンを搭載した「ORC Rookie Corolla H2 concept」が参戦している事で有名ですが、そうなるとマツダファンとしては「水素ロータリーエンジンでも参戦したら盛り上がりそう・・・」という妄想が(笑)
「バイオディーゼルのデミオ」に続いて「水素ロータリーのRX-8」もスーパー耐久のST-Qクラスに参戦したら盛り上がるだろうな・・・と思ったり(笑)
— taku2 (@taku2_4885) 2021年11月13日
まだ実車が残ってるという噂も聞くので・・・。 pic.twitter.com/eiJ3rL2riP
いろんな楽しみや妄想が膨らむ中、YouTubeチャンネル「Ride Now」が早速水素ロータリーエンジンに関する内容を含めた現地取材動画を公開。
動画の11:35頃から水素ロータリーエンジンに関する情報が・・・・
・すでにORC Rookie Corolla H2 concept用に水素の供給体制が整ってるので当然「水素ロータリーエンジンで・・・」という話はあるらしい。
・ただし、今回はとりあえず豊田社長からのお誘いに早く応えるモノを・・・という事で現実味のあるバイオディーゼル車で参戦した。
・今後、水素ロータリーエンジンによる参戦に関しては「エンジニアがどうしてもやりたいと言うなら止めないよ」と丸本社長がはっきりとおっしゃっていた。
岡山国際サーキットで行われた発表会場に出席した丸本社長から水素ロータリーエンジンによる参戦の可能性の有無について直接証言を得たようです。
これはエンジニアだけでなくファンからの声も後押しになるかもしれませんね・・・。
マツダの水素ロータリーエンジン車は2004年から2010年頃にリース販売が実施されるなど積極的な動きがみられましたが、2018年に発電用ロータリーエンジンを使ったマルチxEVが公表された時点では開発が凍結されているとの事でした。
ただし、その後水素や合成燃料の必要性が高まってきたこともあって今年6月に発表された「2030年に向けての新たな技術・商品の開発方針」では再び活用する方向性を示しています。
さすがに今すぐ水素ロータリーエンジンでも参戦というのは厳しいと思いますが、2022年以降「MAZDA SPIRIT RACING」を通じて動きがあるのか注目ですね。
定期的に特許出願が公開されているアルミ製スペースフレームに水素ロータリーエンジンを搭載した新型スポーツカーがデビューとか無いですかね・・・?(笑)