つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダの"あくまで出願公開" (2019 10 31)


特許と並行して以前からチェックしている出願公開。

こちらも気になった内容を取り上げていきたいと思います。

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(画像 ipforce.jp)

今週も非常に気になる内容がありました♪

 

 

今週注目したのは「スポーツカー向けと思われるアルミ合金製スペースフレーム」に関する5つの内容です。

今年に入って複数回アルミ製スペースフレームに関する情報が出ているのでそれの続編と言えるかもしれません。

特開2019-189161 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-189162 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-189163 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-189164 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-189165 | 知財ポータル「IP Force」

 

まずはこちらの説明図から。

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(説明図 知財Watch)

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(説明図 知財Watch

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(説明図 知財Watch

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(説明図 知財Watch)

この4つの説明図は「スポーツカーのような車両において、車両全体の剛性とステアリング操作の応答性とを両立して向上できる車体構造」という内容。

サスペンションは4輪ともダブルウィッシュボーン式と記載。

 

続いてはこちら。

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(画像 ipforce.jp)

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(画像 ipforce.jp)

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(画像 ipforce.jp)

 

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(画像 ipforce.jp)

 

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(画像 ipforce.jp)

こちらは「スポーツカーのような車両において、車体剛性向上と運転席を理想の位置に配設出来る車体構造」

トンネルフレームの圧迫を抑えて乗員をより内側へ座らせることで車両の挙動を感じ取りやすくしようとしているようです。

 

 

次はこちら・・・

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(画像 ipforce.jp)

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(画像 ipforce.jp)

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(画像 ipforce.jp)

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(画像 ipforce.jp)

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(画像 ipforce.jp)

こちらは「トンネル本体に骨格部を一体形成することで、別体で構成した場合に比べて部品点数の増加を抑え、成形性を損なうことなくトンネル本体を高剛性化することが出来る」

 

以上になります♪

 

マツダのアルミ製スペースフレームに関する特許・出願公開は今年に入ってから複数回情報が出てきています。

今年7月に2件。

 

 

今年9月に2件。

 

 

そして今月17日にも4件。

 

アルミ製スペースフレームという中身なのでスポーツカーというよりスーパースポーツやレーシングカーが思い浮かぶ内容ですが、エンジンルームの小ささを見るとロータリーエンジン搭載を想定してそうですね・・・♪

マツダ新型EVのレンジエクステンダー用ユニットを縦置きしてEVスポーツカーなんてのもあるかも?

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(画像 Car Watch)

「普段はEV走行、ボタン一つで発電用ロータリーを駆動用へ切り替え可能」とか(笑)

 

 

重ねて言っておきますが”あくまで特許・出願公開”なので必ず市販化されるわけではありません。

しかし、部品点数増加の抑制や成形性まで踏み込んだ内容も出てきてるので想像以上に市販化に向けて何か動きがあるのでは?という期待も出てきます。

 

今後もいろいろ情報が出てくると思うので楽しみにしたいと思います😉