つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

今週のマツダの特許(2019 11/27)

今週の特許件数はそこそこありました。

f:id:taku2_4885:20191127193857p:plain

(画像 ipforce.jp)

いくつか見ていきます♪

 

まずは「自動変速機」という内容。

特許6610570 | 知財ポータル「IP Force」

 

f:id:taku2_4885:20191127194222j:plain

f:id:taku2_4885:20191127194230j:plain

f:id:taku2_4885:20191127194254p:plain

f:id:taku2_4885:20191127194307p:plain

(画像 ipforce.jp)

おなじみの「縦置き用8速AT」に関する内容です。
変速段がさらに多段化した場合でも、部材点数の削減に伴って製造時における部品の管理、並びに部品コストで製造コストの上昇と大型化を抑制することができる自動変速機
量産時のコストも考慮した内容になってます。

 

 

次は「シフトレバーを備えた車両における減速度制御装置」という内容。

f:id:taku2_4885:20191127193857p:plain
f:id:taku2_4885:20191127195412p:plain

 

f:id:taku2_4885:20191127195321p:plain
f:id:taku2_4885:20191127195515p:plain
f:id:taku2_4885:20191127195730p:plain
f:id:taku2_4885:20191127195549p:plain

 

f:id:taku2_4885:20191127195910p:plain
f:id:taku2_4885:20191127195927p:plain
(画像 ipforce.jp)

想定されてる構成は「縦置きFRベース8速AT+回生用発電機」

内容は・・・

最近の多段式の自動変速機では、前進8段・9段あるいは10段というように多段化が進んだ事で隣り合う変速段の間での変速比の変化幅が小さくなっている事から1段のシフトダウンでは十分な減速度が得られない場合が多くなっている。

そこで、シフトレバーの1回の操作でもって所望の減速度をすみやかに得られるようにしたシフトレバーを備えた車両における減速度制御装置。

 これまでのATで減速するには「-」へ複数回操作して1段ずつシフトダウンしないといけなかったのを、ストローク量に応じて一度の操作で2段・3段減速が可能になるという事のようです。

これはスムーズな運転が可能になりそうな気がしますね♪

 

 

最後は2つの「車両用シフタ装置」という内容。

f:id:taku2_4885:20191127201747j:plain
f:id:taku2_4885:20191127201754j:plain
f:id:taku2_4885:20191127201826p:plain
f:id:taku2_4885:20191127201844p:plain

 

f:id:taku2_4885:20191127201931p:plain
f:id:taku2_4885:20191127201946p:plain
(画像 ipforce.jp)

こちらは「シフト・バイ・ワイヤ式のシフトノブ」に関する内容です。
基本的に同じ内容ですがそれぞれの説明文は・・・

エレキシフタ方式とすることで装置全体のコンパクト化及び高い設計の自由度を確保しながら、運転者がシフトレバーの位置によってシフトポジションの認識を可能にすることができる車両用シフタ装置。

簡易な操作を以ってパーキングレンジにシフトが可能であるとともに、運転者による誤操作を抑制することができる車両用シフタ装置。

 このようになってます。

RレンジからのみPレンジに操作可能のパターンと各レンジからPレンジへ操作可能なパターンの2種類が考慮されてます。

 

シフト・バイ・ワイヤは最近出たマツダ初の量産EV「MX-30」で採用されたのでそれに関する内容かな?と思いましたが、説明文には「エンジン回転数、ギアレンジ」に関する記述もあるので従来のエンジン搭載車での採用も考慮しているようです。

今後出てくる新型車のATで採用されるかもしれませんね~。

 

今週気になった特許内容は以上になります♪