年明けとともに2019年マツダ車販売実績が欧州主要地域でも発表されています。
いくつかの地域をピックアップしていきます。
まずはドイツマツダ公式プレスリリース。
Rekordjahr für Mazda: Fast 72.000 Neuzulassungen im deutschen Pkw-Markt
・前年比6.3%増で7年連続登録台数増加
・2019年はトータルで71630台、2.0%の市場シェアを獲得。
・過去10年間で最高の実績を達成
ドイツでは相変わらず安定した実績を記録したようです♪
車種別登録台数は・・・
①CX-5・・・19135台
②CX-3・・・19054台
③MAZDA3・・・9931台
④MAZDA2・・・9910台
⑤MAZDA6・・・6083台
⑥MX-5(ロードスター)・・・4202台
⑦CX-30・・・3305台(9月末発売開始)
⑧その他・・・10台
続いてはフランスマツダ公式プレスリリース。
EN 2019, MAZDA FRANCE REALISE SES MEILLEURES VENTES DEPUIS 10 ANS
・前年比13.7%の増加
・2019年はトータルで12597台。
・過去10年間で最高の実績を記録。
2012年の初代CX-5投入以来、台数は増加を継続(2012年から+132%の成長)
12月に記録した1550台の実績は過去20年間で最高の実績との事。
続いてはオランダマツダ公式プレスリリース。
Piekjaar verkopen Mazda in Nederland - Mazda Blog
・前年比13%以上の台数増加。
・2019年トータルで11036台。
・2003年以降で最高の実績を記録。
オランダ市場全体の年間登録台数が前年比0.6%増だったのに対して、マツダのみで13%以上の増加を達成したので市場シェアが2.2%から2.5%に増加。
主な車種別登録台数は
①CX-5・・・4081台
②MAZDA2・・・2473台
③CX-3・・・1914台
④CX-30・・・770台(9月発売開始)
MAZDA3もSKYACTIV-X導入効果で前年比+49%を達成との事。
さらにオランダマツダは10月末から先行予約が開始されたMX-30の受注台数が2か月で110台になった事も発表。
欧州ではまだ一般向けに実車披露が行われていません。
1月10からベルギーで行われるブリュッセルモーターショーで欧州一般向け初公開予定なのでここから受注が本格化していくと思われます。
2019年の実績を公式発表している地域は現時点で以上になります。
各地域ともに順調な実績が出ているので着々と成長を続けているようですね♪
どこの地域もCX-5が完全に主力車種ですが、CX-3もかなり需要が高い状況です。
今後、CX-30の台数もかなり増えていくと思いますが、よりコンパクトな車体というメリットがあるCX-3も安定した人気が続く気がしますね。
ただ、2020年は欧州の新たなCO2規制によってMX-5のSKYACTIV-G 2.0搭載車の供給量を一定数制限、英国でのCX-3販売が一旦終了という事もあるので年間の販売台数は減少する可能性もあります。
2019年とほぼ同じ台数を目標にしつつ、MAZDA3・CX-30のSKYACTIV-X搭載車・MX-30を出来る限り販売して年間CO2総量をどれだけ削減出来るかが2020年の鍵になるかもしれません。
今後さらなる動きもあると思うので注目していきたいと思います。