今週の特許件数はかなり少ないです。
今回は気になった内容を1件だけですが取り上げます。
今回は「予混合圧縮着火式エンジンの制御装置」という内容。
主な特徴として
・HCCI燃焼のガソリンエンジン(スパークプラグがあるので恐らくSPCCI)
・水噴射装置
・装着されてる過給機はタービン(No.72)
これまでも水噴射装置を備えたエンジンに関するマツダの特許はいくつか出てきています。
「予混合圧縮着火式エンジンの制御装置」というマツダの特許。
— taku2 (@taku2_4885) 2018年7月4日
排ガスの熱エネルギーで生成した超臨界水を気筒内に噴射する事により、高負荷でも着火遅れを確保して燃料と混合気を十分に混合させる事によってより適正な予混合自己着火と燃焼騒音の抑制を実現との事。https://t.co/bOusARli9J pic.twitter.com/nsjV6HdhoW
「エンジンの制御装置」というマツダの特許。
— taku2 (@taku2_4885) 2018年8月21日
以前から出ている水噴射機能の噴射弁位置が違う内容。
「ネガティブオーバーラップ」というのがキーワードの模様。
素人には難しすぎる・・・。https://t.co/9HObcA2npY pic.twitter.com/8VJ7DC606Z
マツダの特許「ガソリンエンジン」
— taku2 (@taku2_4885) 2019年10月23日
水噴射装置を備えたガソリンエンジンにおいて、点火プラグの放電電極部において火花放電を確実に発生させることができる内容。https://t.co/DskRI1LRu2 pic.twitter.com/3FvycoqeUb
あと、SKYACTIV-Xには「高応答エアサプライ」という名目でスーパーチャージャーが装着されていますが、今回の内容ではタービンが装着される前提なのでやや構成が異なります。
特許の目的は・・・
「本発明の予混合圧縮着火式エンジンによれば、排気性能を良好にしつつ冷却損失を小さくすることのできる予混合圧縮着火燃焼を幅広いエンジン負荷域で実現することができる」
SKYACTIV-Xの次の世代である「第3ステップ」のエンジンでこの内容が導入されるかもしれませんね🧐