欧州と日本で導入開始されたSKYACTIV-X。
グローバルで最も重要な北米市場への導入について書かれている記事がありました。
情報源はアメリカ系自動車メディア「The Truth About Cars」
リンク先によると・・・
「欧州と日本で導入されたSKYACTIV-X 2.0は北米市場にとっては小さすぎると見られている」との事。
これについて取材に答えたマツダ・パワートレイン開発本部長である中井英二さんは
・SKYACTIV-Xは異なる排気量にも適応可能。
・より大きな排気量でどのように機能するかを評価するシミュレーションをすでに実行中
との事。
さらにマツダのエンジニアである山根義昭さんも
「おそらく米国の顧客はより多くのパワーを必要とします。なぜなら、燃費は最重要要件ではないからです」
とコメントしています。
日本や欧州と違って北米向けMAZDA3・CX-30に搭載されるメインエンジンは186馬力のSKYACTIV-G 2.5。
日本と欧州で導入されてるSKYACTIV-X 2.0が180馬力なので、燃費よりパワーが求められる北米に今のスペックで導入するメリットは確かにあまりありません。
リンク先のメディアは「北米向けSKYACTIV-Xは2022年度に登場予定の次世代ラージ群モデルへより大きな排気量で導入される」と予測。
マツダがすでに開発発表している直6のSKYACTIV-Xがそれに当たる可能性が高そうですね。
SKYACTIV-Xの今度の展開やさらなる改良・進化に期待したいところです♪