コロナウイルスの影響で薬局・食料品店以外の営業禁止や移動制限の政策が発表されたイタリア。
そんな状況にも屈せず、営業再開後に備える取り組みをイタリアマツダが実施します。
イタリア系メディア「Sole 24 Ore」
https://www.ilsole24ore.com/art/mazda-smart-working-dealer-diventa-formazione-ADNQteD
リンク先によると・・・
・イタリアマツダはコロナウイルスによる困難な状況の中、認定ディーラーと整備工場をサポートし、整備士と営業スタッフ向けのオンライン研修「MY LAB WEB」を実施。
・MY LAB WEBはいくつかのセッションに分かれたeラーニングツールでトレーナーは、まるで教室にいるかのようにコースを提供します。
・提供されるコースは完全な対話型であり、専用チャット、音声またはウェブカメラを介して行われる質問と回答のセッションを通じて、トレーナーと研修生の対話が可能。さらに、各参加者は、コースの全期間中に実行される演習および実践活動のデジタル文書を自由に使用可能。
コロナウイルスの影響が深刻化してる事によってイタリア全土では薬局・食料品店以外の営業が禁止され、さらに外出禁止などの移動制限が出ている状況。
その状況を考慮して自宅で研修が出来る環境をイタリアマツダが提供します。
すでに先週から開始されてるようで3つのセッションが完了。
次の数日間に行われるコースへ登録する関係者の数もかなり多いようですが、この研修への参加を促すためのハッシュタグ「#nonfermiamoilcervello」が拡散された効果もあるようです。
研修へは会員制のFacebookページを通して参加可能との事。
研修の参考画像ではMAZDA3の実車が登場しています。
イタリアマツダがこのような研修を実施する理由として営業再開後のサービス向上はもちろんですが、マツダ初の量産型EVであるMX-30の発売が今年後半から開始予定なのでそれまでにより技術や知識を高めておきたいという思惑もあるようです。
コロナウイルスの影響は欧州で深刻化していますが、そのような状況にも関わらず先を見据えて水面下で動いているのはマツダ本体から見ても心強いのではないでしょうか？
まずはこの状況が早く落ち着いてくれることを祈るのみですね・・・。
