つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダ、IMSA・ACO共通プラットフォーム「LMDh」の開発に対応との報道。

IMSA・WEC等の耐久レースを同じ車両で参戦可能になる事から注目されている共通プラットフォーム「LMDh」

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(画像 NetCarShow.com)

現在IMSA DPiクラスに参戦しているマツダの回答が掲載されてました。

 

 

今回の情報元はアメリカ大手モータースポーツ専門メディア「SPORTSCAR365」

「現在IMSA DPiに参戦しているメーカーはLMDhの開発に対応する」という題名の記事です。

 

先日、IMSAACO共通プラットフォーム”LMDh”の技術規定草案が発表。

この草案発表に対する各メーカーの反応が気になっていましたが、マツダの回答が掲載されていました。

 

リンク先によると現在IMSA DPiクラスに参戦しているメーカー(マツダ・キャデラック・アキュラ)の中でマツダとキャデラックのモータースポーツ担当TOPがLMDh導入について回答。

 

マツダモータースポーツ・ディレクターのネルソン・コスグローブ氏のコメント。

LMDhの技術ワーキンググループミーティングに1メーカーとして参加出来て光栄です。

ACOIMSA・メーカー・およびマニュファクチャラーは、次世代のスポーツカーレースの真の共通化となる一連のルール策定に懸命に取り組みました。

マツダモータースポーツチームはまず草案を詳しく評価できる事を楽しみにしつつ、技術規則の最終発表が行われる2020年9月のルマン24時間を楽しみにしています。

 

まだこれから草案を評価していく段階ですが、先に紹介した題名や技術ワーキンググループミーティングの段階から参加している事からマツダがLMDh車両の採用へまずは前向きであるようです。

 

 

こうなってくると「いよいよルマン24時間へ復帰!?」という期待も高まりますが、アメリカを拠点とするマツダモータースポーツチームとしては今年惜しくも2位だったデイトナ24時間レース制覇がまずは最大の目標だと想像されます。

 

以前もこのブログで触れましたが、マツダは”世界三大耐久レース”と呼ばれる「ルマン・スパ(ベルギー)・デイトナの中でルマンとスパの24時間レースを制覇済み。

(1982年:RX-7 SA22Cがスパ24時間レース、1991年:787Bがルマン24時間レース)

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(画像 RX-7 SA22C:evo magazine・787B:MAZDA)

残るデイトナ24時間レースも制覇して世界三大耐久レース制覇という偉業は是非達成したいところ。

 

LMDhを採用したマツダの車両がルマン24時間レース(WEC)へ参戦するとしたら・・・

マツダモータースポーツデイトナ24時間レース制覇後にそのまま参戦へ。

・日本のマツダ本社が主導で参戦

・車両を購入したプライベーターが参戦

このあたりですかね・・・。

 

新型コロナウイルス騒動で何かと大変な状況に変わりはありませんが、そろそろマツダ本社が主導して参戦して欲しいという希望は絶えず言っておきます(笑)

 

藤原さんの熱い声やWECの規定でもロータリーエンジンによる参戦が再び可能になった事もありますからね・・・。

 

最終的な発表によるマツダモータースポーツチームからの声明に期待しましょう♪