先日、欧州でMX-30に関する様々なイベントが開催される内容を取り上げました。
そして、先陣を切ってスペインマツダが実施したオンラインサロンで新たな内容も出てきたので取り上げます。
先日、欧州でMX-30に関するイベントが実施されていく事を取り上げた内容。
この中でスペインマツダが6月1日18:00(現地時間)から開催すると記載した「MAZDA MX-30 LIVE」がオンラインで開催。
その模様が公式HP上にUPされています。
LIVEが公開されている情報はTwitterでやり取りをさせていただいてるスペイン在住のフォロワーさんからメッセージで教えていただきました♪
LIVEは誰でもチェック可能になってはいますが、登録者のみが見れるコンテンツという記載もあるので念のためLIVEがチェックできるリンクを貼るのは控えて新たに公開された内容のみピックアップして取り上げていきます。
その辺はご了承ください。
(追記:チェコマツダがLIVEの内容を公式YouTubeに公開したので貼っておきます♪)
①MX-30に最適化したマツダ専用スマートフォンアプリ「MyMazda」


これまで日本と北米のみに導入されていたMyMazdaがMX-30で欧州初採用されますが、スマートフォン画面を見るとしっかりMX-30に最適化されています。
今回のLIVE映像では「パワートレイン(モーター)ON/OFF/充電モード切替」「航続距離」「バッテリー充電レベル」「BATTERY HEATER STATUS(バッテリーヒーターの状況?)」の項目がチェックできますが、セキュリティなど他の機能も備わっていると思われます。
②タッチパネルが採用されたエアコンパネルの詳細と謎
MX-30のエアコン操作パネルにはタッチパネルが搭載されていますが操作方法の一部などもLIVE内で公開されていました。
・通常の細かい温度調節はタッチパネル内の赤と青の矢印にタッチ。


・設定温度を大きく変えたい場合、同じ個所を縦にスワイプすると一気に3℃調節可能。
縦にスワイプすることで赤丸で囲った設定温度が一気に3℃変わって事が分かるかと思います。
これはタッチパネルならではの特徴と言えそうですね。
さらにエアコンパネルに関して今回のLIVEで気づいた大きな謎ポイントが・・・・


左:東京モーターショーで展示された車両のエアコンパネル
右:今回LIVEで使用された車両のエアコンパネル
見比べると分かりますがタッチパネルの左右に備わっているボタンの配置が違います。
東京で展示された車両がプロトタイプ、今回LIVEで使用された車両が量産仕様なのでしょうか?
ちなみに両方共に左ハンドル車ですが、どちらかだけ右ハンドル用のパネルが装着されてるという事もあるかもしれません。
この辺は実際の量産車で改めてチェックしたいところ・・・。
あと、MX-30のエアコンパネルに関してはずっと気になってる事があるのでそれも改めてブログで書くかもしれません。
③ついにMX-30の試乗動画が公開されました。
これまでCX-30をベースにしたEVプロトタイプの試乗動画は公開済みでしたが、ついにMX-30の実車試乗動画が公開。


ドアミラーすぐ横に黒いテープが貼られていますが、マツダのテスト車両に必ず貼られている「R&D」のステッカーを隠すためだと思われます。
リアガラスには「高電圧車両 取扱資格要」と書かれたステッカーも・・・。
実際に日本で使用した開発車両をそのまま欧州へ持ってきたようですね。
試乗前にトランクを見せる場面も。




”MX”というネームの通り、ルーフ高はさすがに低めですが奥行きはCX-30とほぼ同じ印象。
都市部での使用を意識したセカンドカーがメインと考えられてる車なのでこれでも十分かと思います。
今回試乗に使われたMX-30はステアリングセンター部のマツダエンブレムが見えないようにカバーが。
そしてエアコンパネルを見るとやはり東京で展示された車両とボタンの配置が異なります。
そしてついに公道試乗へ・・・。


今回の試乗車もプロトタイプという注記がされています。
走行中に強めに加速させる場面が出てきますが、エンジンを高回転まで回した時のサウンドが聞こえてきました。
これは以前公開された試作車でも採用されていましたがその時のサウンドとほぼ同じ印象。
従来のエンジン搭載車から乗り換えても違和感なく扱えそうです。
(河口まなぶさんによる試作車の試乗動画でもサウンドをチェック可能です)
「MAZDA MX-30 LIVE」はこの後ノルウェーやスウェーデン向けにも開催予定。
今回出てきた内容は以上になります。
ついに実車を使った試乗動画も公開されて発売開始が目前になったことを改めて実感しますね。
ただ、エアコンパネル部のボタン配置が東京で展示されていた車両と異なるという新たな謎も増えましたが・・・(笑)
今後は一般向けの試乗イベントも実施予定なのでさらに新たな情報が出てくることに期待したいと思います。