つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

MX-30日本仕様に搭載されるガソリンエンジンを予想してみた。

日本ではガソリンエンジン搭載車が年内に先行発売予定という情報が出たMX-30。

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(画像 NetCarShow.com)

ガソリンエンジンを搭載したMX-30はまだグローバルでも未発表なのでどんなエンジンが搭載されるのか予想してみました。

 

 

前回、日本で販売されるMX-30はガソリンエンジン搭載車という情報を取り上げた記事。

マツダと同じお膝元である中国新聞が報じた情報なので信憑性は限りなく高いです。

 

そこで気になるのは「どんなガソリンエンジンが搭載されるのか?」という点。

これをちょっと妄想してみたいと思います♪

 

 

まずは予想するうえでの主なポイントを・・・・。

 

 

ポイント①:MX-30はCX-30とほぼ同サイズなので近いスペックのエンジンが搭載されるのでは?

マツダMX-30とCX-30。ボディサイズは同じ。でもまったく違うクルマ。デザインも違う! プロポーション&デザイン比較【東京モーターショー2019】|MotorFan[モーターファン]

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(画像 Motor-fan)

MX-30は基本的にMAZDA3・CX-30に採用されてるスモール群プラットフォームをベースにEV化された車両。

さらにフリースタイルドアという凝った構造も採用されてるので同じサイズのSUVであるCX-30より車重が軽くなる可能性も低そう。

この点からCX-30とほぼ同等の排気量やスペックのエンジンが搭載されるのでは?

 

 

②CX-30やCX-3との差別化の必要性。

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(画像 NetCarShow.com)

比較的オーソドックスなSUVであるCX-30・CX-3に比べて、フリースタイルドアやコルクを使った内装という独自性はありますが、一般目線で考えるともう一つくらい分かりやすいアピールポイントがあったらいい気も・・・。

後発車種でもあるMX-30は搭載エンジンで差別化を図るというのもアリなのでは?

 

 

マツダ自ら「”MX”という名称は新しい価値の創造や新たな挑戦をするモデルに与えられる」と証言している。

マツダはMX-30初披露時に"MX"のネーミングについて上記のコメントを発信。

それはすでに披露されている内外装でも「魂動デザインの新たな表現手法」や「マツダのルーツであるコルク材を使用したモダンな内装」などから感じ取れるかと思います。

となると、挑戦の意味合いで世界初や日本市場初のエンジンが導入される可能性もあるのでは?

 

 

主に上記の理由をふまえて搭載されそうなガソリンエンジン挙げると・・・。

 

 

 

候補その①:SKYACTIV-G  M-ハイブリッド(M-HV)仕様

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(画像 NetCarShow.com)

・SKYACTIV-G 2.0LのM-HVは欧州仕様のMAZDA3・CX-30に搭載(地域によって122psと150psの2種類あり)

・SKYACTIV-G 1.5LのM-HVは欧州仕様などのMAZDA2に搭載。

日本未導入のガソリンエンジンの中でスペックと価格のバランスが最も良さそう。

M-HVはすでにSKYACTIV-X 2.0Lで日本にも導入済みですが、EV(=エコ・電動)のイメージが強いMX-30に搭載するエンジンとしても好都合?

車格的には1.5Lより2.0Lの方が有力でしょうか。

 

 

 候補その②:SKYACTIV-X 2.0L

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EVと合わせてマツダ最新の環境性能をアピールできるガソリンエンジンならやはりコレ。

M-HVも採用されてるのでMX-30のイメージにも合いますが、すでに日本でもMAZDA3・CX-30に導入済みである事と価格も高めになる傾向。

 

 

候補その③:小型のSKYACTIV-X(3気筒の1.5L?)

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(画像は4気筒)

SKYACTIV-Xは1気筒=500㏄のモジュラー式になっているので用途に合わせて気筒数を設定できます。

6気筒が登場予定である事はすでに発表されていますが、逆に小型化した3気筒も可能・・・。

実際に現行MAZDA3登場時の開発主査だった別府さんも海外メディアの取材で3気筒化が可能である事を証言されています。

4気筒版をベースに単純計算してみると、MAZDA3に搭載されているSKYACTIV-G 1.5LとSKYACTIV-G 2.0Lの中間くらいになりそうなのでMX-30にもギリギリOK・・・?

これなら世界初導入で価格も4気筒版より抑える事が可能だと思われますがどこまで開発が進んでいるのかまだ不明・・・。

 

 

候補その④:ロータリーエンジンを搭載したハイブリッド車

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(画像 MAZDA)

マツダは2018年にロータリーエンジンを軸に複数の電動パワートレインを構築可能な”マルチxEV技術”を発表しましたが、その中に「クリーン電源比率や充電設備充実度が不足している地域向けにプラグインハイブリッドやシリーズハイブリッドという選択肢も含まれています。

火力発電が大半で充電設備もまだまだ不足してる日本向けにどちらかの仕様が出てくるという事もあるのでは?

発電用ロータリーエンジンの開発が遅れてるという報道もあるのでやや可能性は低いかもしれませんが、これも”ガソリンエンジン”には違い無いので(笑)

 

 

今のところ個人的に思い浮かぶ候補のエンジンは以上になります。

 

 

M-HVが装着されていない従来型のSKYACTIV-Gも可能性はありますが、EVがメインだと思われるMX-30は上記に挙げた理由からM-HVはほぼ間違いなく採用されると考えました。

 

個人的に最有力候補と考えてるのは「SKYACTIV-G 2.0 M-HV」

コレの場合でCX-3・CX-30と並べてみると・・・・

CX-3・・・SKYACTIV-G 1.5L&2.0L、SKYACTIV-D 1.8L

・CX-30・・・SKYACTIV-G 2.0L、SKYACTIV-D 1.8L、SKYACTIV-X 2.0L

・MX-30・・・SKYACTIV-G 2.0L M-HV、EV(次に発電用ロータリー?)

 EVとM-HVの2種類という形なら「MX-30=電動デバイス搭載車」という独自性も生まれるのでは?

 

価格に関しても中国新聞では「EVより安く出すことを意識」というニュアンスで報じていましたが、マツダの歴代クーペ・2ドア車に与えられてきた”MX”という名称からCX-30やMAZDA3と比べて安いという位置づけはさすがにしないのでは?と考えます。

 

 

・・・これだけ予想しておいて実際は全く違うというオチもありそうですが(笑)

 

 

日本向けのMX-30は年内に発売開始なのでもう少ししたらより詳しい情報が出てくると思われるので注目しておきたいと思います。

新型コロナウイルスによる影響でイベント開催も大変とは思いますが、そろそろ実車に触れる事が出来る場も期待したいですね・・・。