欧州での発売開始が近づいてきているMX-30。
マツダの欧州販売で最重要地域であるドイツ向けのプレスリリースと新たな画像が公開されました!
ドイツマツダ公式プレスリリース。
リンク先によると・・・
・ドイツでは9月25・26日から発売開始。
・価格は32,645.71ユーロ(日本円換算で約395万円)から
・導入記念車「First Edition」は33,134ユーロ(日本円換算で約401万円)から
・ただし、環境対応車購入ボーナス”9,480ユーロ”対象車。
・WLTP基準で航続距離は最大262km(都市部走行の場合)
ボーナス適用で実質的な車両価格は”23.165~23,654ユーロ”になりますが、現在ドイツで販売されているマツダ車でほぼ同等の価格帯を参考程度に挙げると・・・・。
・MX-30 First Edition・・・・・・23,654ユーロ
・CX-3 上級グレード・・・・・・23,290ユーロ
・MAZDA3 ベースグレード・・・23,790ユーロ
・CX-30 ベースグレード・・・・24,790ユーロ
ほぼ同等の価格でCX-3より広い車内スペースと最新世代の装備が手に入る事に加えて、MAZDA3・CX-30より安価に上級グレード相当の装備が手に入ることになります。
航続距離の差は大きいですが、マツダがメイン用途と考えている都市部を中心に利用するセカンドカーとしてはなかなか魅力的な価格と言えるかもしれません。
さらに欧州では、市街地への車両乗り入れでEVを優遇している都市や町もあるのでそこも強みになりそうです。
今回、ドイツマツダはプレスキットも公開。
https://www.mazda-press.com/de/cars/mazda-mx-30/#
この中に様々な内容が書かれていますが、新たに発見した内容をピックアップ
・タッチパネル式エアコンパネルは時刻や外気温に応じて異なるグラフィックを表示
・専用アプリ「MyMAZDA」はMX-30独自の機能としてエアコンのリモート操作可能
・ブレーキはバイワイヤ式システム
・パドルシフトはモーターペダルの特性変更用
自動翻訳でかなり分かりにくいのですが、ステアリングに備わってるパドルシフトは左が回生ブレーキの利き具合(?)、右側が加速力の段階調整(?)になっているようです。
下の画像はMX-30のステアリングに装備されている右側のパドルシフト。
この辺は実車で試してみるしかないですね・・・。
さらに今回、MX-30の公式画像もかなり多く公開されているので一部ピックアップしてみます。
〇セラミックメタリック(3トーンカラー)
〇ソウルレッドクリスタルメタリック(3トーンカラー)
〇インテリアカラー”Modern(モダン)”
〇インテリアカラー”Industrial(インダストリアル)”
〇マツダコネクト表示画面
〇メーター表示画面
以前、東京モーターショーで展示されていた車両とエアコンパネルのボタン配置が違うという事をブログで書きました。
改めて今回公開された画像で比較すると・・・。
やはり今回もボタンの配置が異なります。
続いて、今回初披露された”モータールーム”の画像。
昨年、ノルウェーで披露されたプロトタイプにもヘッドカバーが装着されていましたが、量産車であるMX-30でしっかりと「e-SKYACTIV」のロゴが入りました。
ノルウェーで披露されたマツダのEV試作車(その2)
— taku2 (@taku2_4885) 2019年9月3日
・フロント部分にモーターが搭載
・注目点
試作車のボンネット内はモーターユニット横がスッキリしているのに対して展示用モデルだと右側に発電用ロータリーらしき物が・・・。
以前公開されたレイアウト図から間違いないかと思います。
(続く) pic.twitter.com/0EzQQZYhr8
オレンジのケーブル付近の空いた空間にはいずれ発電用ロータリーエンジンが載るのでしょうね♪
次の初公開画像は「付属の充電ケーブル」
これはドイツ国内専用で国や地域によって付属の充電ケーブルは異なるという可能性もあります。
あと、今回披露された2台ともリアガラスにマツダの新世代フォントで「ELECTRIC」というロゴが入っています。
EVであることを知らせるためだと思われますが、実際の量産車にもこのロゴは入るのでしょうか・・・?
先に触れましたが、欧州では車による市街地への乗り入れでEVを優遇している都市や町があるので識別用にこれを表記する必要があるのかもしれません。
さらにYouTubeでは動画も公開されています。
動画では実際に走行している時の音やメーター・エアコンパネルに表示されるグラフィックも分かりやすいと思うので是非チェックしてみてください。
動画内で一つ気になったのはラゲッシボードを上げた場面・・・・。
BOSEと書かれているのでサブウーファーだと思われますが、MAZDA3・CX-30のスペアタイヤに合わせた丸形形状とは違うようです(下の画像はCX-30用)
MX-30はスペアタイヤでは無くパンク修理キットが搭載されるようなのでこの形状になっているのかもしれません。
今回情報解禁された主な内容は以上になります。
ドイツでは今月下旬から先行試乗も可能なイベントツアーも始まる予定です。
一部メディアではMX-30の試乗も始まってるようなのでそれらも含めて今後の情報にも注目していきたいと思います。