つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

今週新たに登録されたマツダの特許(2020.6.24)

今週登録されたマツダの特許は3件。

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(画像 ipforce.jp)

件数も少ないので3件とも簡単に取り上げたいと思います。

 

 

最初は「車両の内装構造」という内容。

(ダイキョーニシカワ株式会社と共同)

https://ipforce.jp/patent-jp-B9-6712460

 

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(画像 ipforce.jp)

ダッシュボード形状からCX-9に関する内容である可能性が高そうです。

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(画像 左:ipforce.jp、右:NetCarShow.com)

資料に書かれている特許の目的は・・・

近年、自動車等の車両においては、インストルメントパネルにヘッドアップディスプレイ(HUD)装置が組み込まれるようになりつつある。

HUD装置は、運転者の運転時における視線方向に配置されたコンバイナ若しくはフロントウィンドゥ自体に、運転者に有益な情報(画像)を投影する。

投影された画像はフロントウィンドゥで反射され、虚像を作る。運転者は、車両前方の風景に前記虚像を重ねて視認することになる。

フロントウィンドゥに多種多様な情報を投影する場合、自ずとHUD装置による光線の投影範囲が拡張する。

表示サイズの大きい投影画像を作るには、投影光源からフロントウィンドゥまでの光路長を長くする必要がある。

インストルメントパネルとフロントウィンドゥとは近接しており、両者間では光路長を稼げないことから、HUD装置の筐体内において投影光線を反射するミラーを配置するなどして、光路長を確保せねばならない。

このため、HUD装置は、大サイズ、大重量のユニットになる傾向がある。

サイズ及び重量が大きいHUD装置は、車両走行時の振動で揺動しないよう、すなわち投影された画像が揺動しないよう、車両に対する強固な固定構造を施与する必要がある。

一方で、HUD装置のメンテナンスや修理等のため、インストルメントパネルに対してHUD装置を比較的容易に脱着できるようにしておくことが望ましい。

本発明の目的は、ヘッドアップディスプレイ装置をインストルメントパネル内において強固に支持できる一方で、インストルメントパネルに対してヘッドアップディスプレイ装置を容易に脱着可能な車両の内装構造を提供することにある。

 

 

続いては「バンプストッパ構造」という内容

BASF INOACポリウレタン株式会社と共同)

https://ipforce.jp/patent-jp-B9-6714377

 

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(画像 ipforce.jp)

資料に書かれている特許の目的は・・・・

バンプストッパ受け部には、ダンパのロッドを挿通する挿通孔が設けられ、該挿通孔を構成する内周面の下端部に、内周面と下面とで形成される角部を有する等受け部の下面には、エッジ部(角部、突状部)が設けられていることが多い。

このため、突起を、バンプストッパ上面からはみ出さないように撓み変形するように設けた場合には、バンプストッパがバンプストッパ受け止め部材への当接時に、上面に倒れ込んだ状態の突起がエッジ部からせん断荷重を受けることにより、損傷するおそれがあった。

すなわち、バンプストッパの突起を長く形成すると異音防止性能は向上するが、該突起が長いために撓み変形可能なスペースを確保し難いことやエッジ部の挟み込み等の問題があり、突起部の長尺化には限界があった。

そこでこの発明は、長い突起による緩衝性能(衝撃吸収性能)の確保と該長い突起の損傷防止とをコンパクトな構造で両立することができるバンプストッパ構造の提供を目的とする。

 

 

最後は「高圧燃料供給システムのリリーフ弁判定装置」という内容。

(株式会社デンソーと共同)

https://ipforce.jp/patent-jp-B9-6714537

 

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(画像 ipforce.jp)

資料に書かれている特許の目的は・・・

従来、燃圧センサで検出した燃圧を目標燃圧に一致させるように高圧ポンプの吐出量をフィードバック制御し、所定期間における高圧ポンプの吐出量の積算値と燃料噴射弁による燃料噴射量の積算値との比較値と燃圧センサで検出した燃圧とに基づいて高圧燃料供給システムの異常の有無を判定するものがある。

上記のものでは、高圧ポンプの吐出量をフィードバック制御していることを前提として、例えば燃料漏れが発生すると高圧ポンプの吐出量が増加することを判定に利用している。

このため、特許文献1に記載のものは、高圧ポンプの吐出量をフィードバック制御していない場合は、高圧燃料供給システムの異常の有無を判定することができない。

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は高圧ポンプの吐出量をフィードバック制御していない場合であってもリリーフ弁が開状態であることを判定することのできるリリーフ弁判定装置を提供することにある。

 

今週新たに登録された内容は以上になります。

明日は出願中の特許が公開される予定なのでそちらにも注目しておきたいと思います。