MAZDA2のOEM車両として供給されてきた北米向けトヨタ・ヤリス。
どうやら今年で販売終了となるようです。
今回この情報を発信しているのは海外メディア「CARBUZZ」
CARSCOOPSも報じています。
リンク先によると・・・・
・北米で販売されてきたヤリス(セダン・ハッチバック)は現在の2020年モデルで終了。
・生産自体も今月で終了。
・この内容は北米トヨタのスポークスマンも認めている。
北米で需要が限られるBセグメント車という事もあってトヨタブランドでもってしても販売台数はかなり限られていたようなのでやむを得ないところでしょうか。
MAZDA2をベースとする北米向けヤリスの歴史を振り返ると・・・・
〇2015年
当時存在していたトヨタのサブブランド”サイオン(SCION)”のコンパクトセダンとして「サイオンiA」の名前で発売開始。
この時マツダからOEM供給されたのはセダンのみ、ハッチバックはトヨタオリジナルの「ヤリス・ハッチバック」が導入されていました。
〇2016年
サイオンブランド廃止でセダンは「トヨタ・ヤリスiA」に名称を変更。
セダンはマツダからのOEM供給、ハッチバックはトヨタオリジナルという構成に。
〇2018年
セダンの名称が「ヤリス・セダン」に変更。
〇2019年
トヨタオリジナルだったヤリス・ハッチバックもMAZDA2ベースに変更。
改めて調べてみると複雑な歴史を刻んできてますね・・・(苦笑)
今後の北米におけるトヨタとマツダの協業は2021年に操業開始に向けて建設中の北米新工場が中心へとなっていきそうです。