先日、北米地域の中でメキシコマツダが一足早くCX-30 2021年モデルを発表しました。
続いてアメリカとカナダでも2021年モデルが発表されました。
まずはアメリカ。
2021年モデルになった事による変更点は・・・
・グレード名称に”2.5 S”というフレーズが追加。
・全グレードCarplay/AndroidAuto標準化。
・サンルーフがPreferred Packageにも追加。
・BOSEサウンドシステムがPremium Packageのみに。
・来月から発売開始予定(夏の終わり頃という記載があるので8月下旬?)
一部装備設定の変更のみでほぼモデルイヤーの更新のみという内容ですが、気になったのはグレード名称に”2.5 S”というフレーズが追加された点。
2020年モデル(画像左)と2021年モデル(画像右)のグレード一覧比較。
2020年モデルまではCX-30という車名がそのままグレード名になっていましたが、2021年モデルからSKYACTIV-G 2.5(NA)の排気量を意味する”2.5 S”というフレーズが追加されました。
これはあくまで個人的な想像ですが・・・・・
アメリカ仕様は引き続きSKYACTIV-G 2.5(NA)のみにも関わらずわざわざ排気量を意味するフレーズを追加したという事は、今後さらに異なるエンジンを搭載したモデルが登場する事を意味しているのでは?という想像が膨らみました。
SKYACTIV-G 2.0搭載モデルはすでに他国で発売されていますし、実質兄弟車であるMAZDA3にはターボモデルも追加されましたからね・・・。
”2.0 S”や”2.5 T”なんてグレード名のCX-30がいずれ出るかも?
続いてはカナダ。
カナダ仕様の2021年モデルにおける変更点は
・オートライトと雨感知式ワイパーが全グレード標準化。
・来月から発売開始。
グレード名の変更も無く、標準装備の見直しもごく僅かとなっています。
アメリカ仕様のCX-30・MAZDA3には車載Wi-Fiが搭載されていますがカナダでは引き続き未設定。
このあたりは通信会社との関係も出てくるので同じ北米でも事情が異なるのかもしれません。
今回発表されている内容は以上になります。
メキシコを含めて北米向けのCX-30は2019年末~2020年初めに発売開始された事もあるので今回は標準装備の一部見直しのみという形になっています。
ただ、アメリカ仕様のグレード名に”2.5 S”というフレーズがわざわざ追加されたのは今後の展開に関していろいろ妄想が膨らみますね。
他車種の2021年モデルも順次発表されていくと思うので注目しておきたいと思います。