つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

カナダのチューナーがマツダ製ロータリーエンジンに日産用6速MTを装着するアダプターキットを開発中。

これまでに数えきれないくらいのチューニングパーツが生まれてきたロータリーエンジン

f:id:taku2_4885:20200723215212p:plain

(画像 MAZDA UK)

今回、気になるチューニングパーツを開発している情報を偶然見つけたので簡単にですが取り上げます。

 

 

今回見つけた情報元はアメリカ系メディア「TMR

 

リンク先によると「カナダにある”Fisch Racing Technologies”がマツダロータリーエンジンに日産車用6速MT(CD-009)を装着するためのアダプターシステムを開発中」との事。

CD-009はフェアレディZスカイラインクーペに採用されている縦置き用の6速MT。

 

Fisch Racing Technologiesの公式Instagramでは設計データも公開されています。

 

このようなパーツが開発されている理由として、FD型RX-7に搭載されているマツダトランスミッション(5MT)は350HPを越えると耐久性に難が出てくるのに対して、日産車用6速MT「CD-009」は1000HP前後まで視野に入るくらいの強度を持っているからのようです。

 

Fisch Racing Technologiesはさらにトヨタ車用の1JZ・2JZエンジンにCD-009を組み合わせるベルハウジングも開発・発売しています。

f:id:taku2_4885:20200723213624p:plain

(画像 Fisch Racing Technologies)

ロータリー車用のMTではRX-8用の6速MTもありますが、かなり本格的なチューニングで大幅にパワーアップした場合はこのような方法が適切なのかもしれません。

 

Fisch Racing Technologies公式YouTubeでは取り付け方法も公開しているので興味のある方は是非チェックを♪(動画はトヨタ1JZ・2JZ用)