欧州ではEV仕様がまもなく発売開始となるMX-30。
国や地域によっては一般向けの先行試乗イベントも開催されていますが、さっそく試乗した一般ユーザーの感想を見つけたので取り上げます。
今回見つけた情報元は海外フォーラム「reddit.com」
今回、MX-30に試乗した感想を投稿したのは2017年モデルのMAZDA3・SKYACTIV-D 2.2(150馬力仕様)搭載モデルを所有しているというマツダユーザーさん(おそらくドイツ在住)
セカンドカー需要がメインターゲットであるMX-30を購入する予定は今のところ無いものの、マツダ初の量産EVとなるMX-30の完成度や愛車との走りの違いが気になっていたとの事。
投稿内容によると、販売店スタッフが自宅までMX-30の試乗車を届けて45分ほど試乗出来たようです。
投稿されている感想内容をピックアップすると・・・・
・まずは静粛性は印象的。
・加速感が分かりやすいように疑似的なエンジンサウンドが出るようになっていると説明を受けたが言われるまで気づかなかった。
・MX-30は私の愛車より車高が高い上に重いので走りはそれほど期待して無かったが、重心が低いからなのかうまくセッティングされていていい意味で予想を裏切られた。
・路面からのざらつき感は少ないですが、柔らかい脚回りというわけではありません。
・私にとってMX-30の加速力は十分でした。
・ステアリングに備わっているパドルシフトを使うと、アクセルペダルから足を離した時の回生ブレーキレベルを5段階で調整可能です。
・フリースタイルドアは特に興味があるわけでは無いが、閉じるのが簡単でBMW i3のドアより優れています。
・リアのデザインはやや好みでは無いですがエクステリア全体は好印象。
要約すると私はMX-30の走りに満足しました。
このパワートレインがMAZDA3にも搭載される事を期待します。
レンジエクステンダーが出た時に航続距離がどれくらいになるのかも気になります。
SKYACTIV-D 2.2搭載のMAZDA3というなかなか高性能な車に乗っているオーナーさんをも満足させてしまうくらい走りはかなり期待できるようです。
個人的に注目したのは疑似エンジンサウンドに違和感が無いという感想。
昨年秋に公開されたEVの試作車でも自然に運転できると感想を述べるジャーナリストさんが多かった印象ですが、説明されないと気づかないくらいという事はより違和感無く受け入れられるサウンドになっているのかもしれません。
日本ではEV仕様がリース販売なので一般ユーザーで体感出来るのはかなり限られる可能性があります。
個人的にはレンタカーやカーシェアで試せる場が出来るといいのでは?と思ったりしますが・・・。
ただ、今後追加される可能性が考えられるロータリーエンジンを搭載したマルチxEV仕様ならEV仕様とほぼ同じ走りが体感出来るのでは?という期待も高まります。
欧州ではまもなく発売開始と共により多くの声が上がってくると思うのでどのような反響があるのか気になるところです。