マツダにとって重要なマーケットの一つである欧州。
その中でポーランドにおけるマツダ車の販売状況に関する記事がありました。
ポーランドの自動車メディアもその内容を取り上げています。
各リンク先によると・・・・
・CX-30は昨年9月に発売開始されてからポーランドで2132台販売。
・3分の1以上がSKYACTIV-X搭載モデルを選択。
・5人に1人がAWD仕様を選択。
・AT/MTの割合はほぼ半分ずつ。
・最も選ばれているボディカラーはソウルレッドクリスタルで約44%。
欧州で環境性能の指標となるCO2排出量で大きな強みを発揮するSKYACTIV-Xがポーランドでもしっかりと受け入れられてるようです。
さらにポーランドマツダのセールスディレクターであるピオトル・ノワック氏によると、CX-30はベースグレードでも他メーカーに比べて標準装備が充実しているにも関わらず約53%のユーザーが最上級グレードを選択しているとの事。
昨年9月の発売開始以来好調な販売実績を記録しているCX-30ですが、ポーランド国内では2番目に売れてる車種で、最も売れてるマツダ車は「CX-3」
ポーランドマツダのプレスリリースによると2019年で最も売れた車種もCX-3で4903台。
ちなみに上で挙げたCX-30の2132台、CX-3の4903台という数字を日本目線で見ると少なく感じるかもしれませんが、ポーランドマツダが過去最高の販売台数を記録した2019年で見ると・・・
・マツダ車全体の年間販売台数・・・・15,670台(月平均で約1305台)
・最も売れたCX-3の年間販売台数・・・・4,903台(月平均で約408台)
欧州ではCX-30導入後もCX-3の販売が好調を持続する事例が多く、ドイツではCX-30販売開始後もCX-3が3か月連続TOPという人気ぶりを発揮した事も。
グローバルで人気のCX-5に加えて最新世代のCX-30という存在がある中でもCX-3の需要は安定しているようです。
そのような点から欧州では先日発表されたCX-3 2021年モデルで気筒休止付きシステムやワイヤレスApple CarPlayを新たに採用する等、モデル末期でも出来る限りの進化を続けています。
CX-3 2021年モデルはドイツに続いてオーストリアやベルギー等でも発表され出してるので引き続きマツダ車の販売を牽引していってくれる事に期待したいですね。