マツダのフラッグシップ車であるMAZDA6に関して気になる情報が・・・。
MAZDA6欧州仕様に設定されているSKYACTIV-D 2.2搭載モデルが今月で生産終了するという情報が出てきました。
今回の情報を発信しているのは「英国版AUTOCAR」
「CARSCOOPS」
リンク先によると・・・・
・欧州向けMAZDA6(セダン・ワゴン)のSKYACTIV-D 2.2搭載モデルの生産が今月で終了する模様。
・厳しさを増す排ガス規制に対応させるためのコストが現在の需要では満たせないため。
・英国マツダの担当者によると在庫車両は年末まで購入可能。
・ラインナップはSKYACTIV-G(NA)のみになる。
・欧州向けCX-5のSKYACTIV-D 2.2搭載モデルは継続。
欧州メーカーのディーゼル不正が発覚して以降、市場全体でディーゼル搭載モデルの需要が低下している事に加えて、セダン・ワゴン系の需要低下も原因かもしれません。
さらに、欧州で一般的な制度で一定の販売台数が見込める「カンパニーカー制度」で選ぶ車種もディーゼルよりプラグインHVやEVにすることが求められてるのも大きく影響しているようです。
(欧州で販売されるMX-30 EV仕様のメインターゲットもカンパニーカー需要と言われています)
欧州向けのマツダ車ではMAZDA6以外でも今年に入ってディーゼル搭載車の販売縮小傾向。
〇MAZDA3英国仕様のSKYACTIV-D搭載モデルが今年1月に販売終了。
〇欧州全域でCX-3のSKYACTIV-D 1.8搭載モデルが販売終了。
ただ、マツダは直6まで視野に入れた第2世代のSKYACTIV-Dを2021年以降に導入する予定と報じられてるので、現行モデルのさらなるアップデートより次期型の開発に集中してる可能性も十分考えられます。
MAZDA6は現行モデル登場からすでに約8年が経過してるので次期型も含めて今後の動向が気になるところですね。
日本向けのSKYACTIV-Dは更なるスペックUPが行われるという噂が出てきています。