つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

MX-30がEuro NCAPで最高の安全性評価である5つ星を獲得、現行のマツダ車では5台目。

欧州で実施されている自動車安全テスト「ユーロ NCAP」

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(画像 ドイツマツダ)

EV仕様が販売されているMX-30が最高評価である5つ星を獲得しました。

 

「Euro NCAP」は1997年に設立された独立した消費者団体によって実施されている安全性評価。

 

今回、9月から欧州で販売開始されたMX-30(EV仕様)が最高評価の5つ星を獲得したと発表されました。

(ドイツマツダ公式プレスリリース)

ドイツマツダのリリースによると今年からテスト条件がさらに厳しくなったとの事。

要素別の評価はこちら。

・乗員保護(大人):91%

・乗員保護(子供):87%

・歩行者保護:68%

・安全支援:73%

乗員保護(大人)のスコアは2020年のEuro NCAPでテストされた全車両で最高。

MX-30といえばセンターピラーが無いフリースタイルドアが特徴ですが、それでも側面衝突テスト・側面ポール衝撃テストの両方で最大ポイントを獲得しています。

歩行者保護の評価がやや低いですが、これは衝突軽減ブレーキの歩行者や走行中の自転車(サイクリスト)検知がやや課題だった点が理由のようです。

 

MX-30は通常のセンターピラーの役割を担う「バーティカルレイン」や、現状手に入るもっとも強い高強度材(1500MPa)が採用されているのでその効果が出たという事ですね。

ちなみに、フリースタイルドア初採用だったRX-8も2003年自動車アセスメントでの衝突安全性能総合評価で最高ランクのシックススター評価を獲得しています。


Euro NCAP公式でテスト内容の動画も公開されています。

テストだと分かっているとはいえ、ぶつかる瞬間はいつ見てもヒヤッとしますね・・・。

 

現行のマツダ車でEuro NCAP5つ星を獲得してるのは

CX-5(2017年)

・MAZDA6(2018年)

・MAZDA3(2019年)

・CX-30(2019年)

 

今後登場してくるマツダ車も高い評価を得ていく事に期待したいですね。