ベルギーとオランダで情報が解禁されている欧州向けCX-5 2021年モデル。
続いてスウェーデンとスイスのマツダ公式HPでも情報公開されています。
まだカタログ等が更新されていませんが分かる部分をピックアップします。
まずは新世代マツダコネクトと10.25インチモニターが採用に関してですが・・・
スウェーデン向けにも採用されています。
赤で囲った部分を見ると”タッチスクリーン(タッチパネル)”と記載されていますが、詳細説明部分(下画像)を見ると”コマンダーを介して完全に制御”と書かれています。
地域によってタッチパネルの有無を作り分ける可能性は正直低い気がするので米国向け等と同様にタッチパネル機能無しだと思われます。
設定されてるボディカラー。
・アークティックホワイト
・スノーフレイクホワイトパールマイカ
・エターナルブルーマイカ
・ソニックシルバーメタリック
・ポリメタルグレーメタリック
・ディープクリスタルブルーマイカ
・ソウルレッドクリスタルメタリック
・マシーングレープレミアムメタリック
続いてグレード構成。
・17インチアルミホイール(ガンメタリック)
・LEDヘッドライト
・ファブリック(ブラック)内装
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0(FF/6MT)」のみ
・OPTIMUM
・19インチアルミホイール(シルバー)
・アダプティブLEDヘッドライト
・本革(ブラック)内装
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.5(AWD/6AT)」のみ
・OPTIMUM SIGNATURE
・19インチアルミホイール(高輝度塗装)
・ブラウンナッパレザー内装(室内ピラー・ルーフ部分はブラック)
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.5(AWD/6AT)」のみ
・19インチアルミホイール(ブラック塗装)
・レザレット(合成皮革)とグランリュクスを組み合わせた内装(ブラック)
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0と2.5」の2種類
(両方AWD/ATのみ)
IGNITE EDITIONは米国向けの「CARBON EDITION」やベルギーで発表された「HOMURA」とほぼ同じ装備内容ですがボディカラーは全色選べる模様。
あと、現時点で公開されてる情報の限りだと2020年モデルまでは主力エンジンだったSKYACTIV-D 2.2がありません。
(下は2020年モデルの設定一覧、SKYACTIV-D 2.2搭載モデルは赤枠部分)
先に2021年モデルを発表したオランダではSKYACTIV-D 2.2搭載モデルが来年3月から発売予定となっていたので、スウェーデンも後から追加される可能性も考えられます。
続いてはスイスマツダが公開した内容。
記載されている文章の言語以外はスウェーデンとほぼ同じTOP画面です。
こちらも新世代マツダコネクトと10.25インチモニターの採用をチェックすると・・・
タッチスクリーンという書き方も含めてスウェーデンとほぼ同じ内容で搭載されている事が紹介されています。
誤植という予感がしますが気になりますね・・・・。
ボディカラーの設定はスウェーデンと同じ9色です。
続いてグレード構成。
・CHALLENGE
・17インチスチールホイール
・LEDヘッドライト
・ファブリック内装(シートヒーター無し)
・マニュアルエアコン(リアの吹き出し口無し)
・マツダコネクトとモニターサイズは従来のまま
・プライバシーガラス無し
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0(FF/6MT)」のみ。
・AMBITION
・17インチアルミホイール(ガンメタリック)
・ファブリック内装(シートヒーター有り)
・オートエアコン(リアの吹き出し口有り)
・新世代マツダコネクト・10.25インチモニター
・プライバシーガラス
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0(FF)と2.5(AWD)」の2種類(AT/MT選択可能)
・AMBITION PLUS
(AMBITIONの装備に加えて)
・19インチアルミホイール(シルバー)
・360°ビューカメラ
・電動テールゲート
・7インチ液晶付きメーター
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0と2.5(両方AWDのみ)」の2種類(AT/MTは選択可能)
・REVOLUTION
・19インチアルミホイール(シルバー)
・ブラック・レザーシート(シートヒーター・ベンチレーション付き)
・300スイスフラン(日本円換算で約3万5千円)追加でピュアホワイトレザーも選択可能。
・アダプティブLEDヘッドライト
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.5」「SKYACTIV-D 2.2(184馬力仕様)」の2種類(両方AWD/6ATのみ)
・SIGNATURE PACK
・19インチアルミホイール(高輝度塗装)
・ディープレッド・ナッパレザー内装(室内ピラー・ルーフ部分はブラック)
・フレームレスインナーミラー
・本杢目インテリアパネル
・室内照明LED化
・エンジンは「SKYACTIV-G 2.5」「SKYACTIV-D 2.2(184馬力仕様)」の2種類(両方AWD/6ATのみ)
・特別仕様車”HOMURA”
・19インチアルミホイール(ブラックメタリック)
・ドアミラー(ブラックメタリック)
・アダプティブLEDヘッドライト
・レザレット(合成皮革)とグランリュクスを組み合わせた内装(ブラック・赤ステッチ)
選べるエンジンは・・・
・SKYACTIV-G 2.0(AWD/6MT)
・SKYACTIV-G 2.5(AWD/6AT)
・SKYACTIV-D 2.2(AWD/6MT・6AT)
特別仕様車はベルギー仕様と同じ名称”HOMURA”です。
スウェーデンとは異なってSKYACTIV-D 2.2がすでに選択可能となっていますが、一部スペックがまだ公開されていないのでオランダと同様に遅れて発売開始になる可能性があります。
両国における主な内容は以上となります。
欧州向けのCX-5 2021年モデルはベルギー・オランダに続いて今回の2カ国で情報が出ましたが、やはりSKYACTIV-D 2.2の設定が今のところ国によって異なるのは注目点ですね。
あと、新世代マツダコネクトは発表済みの欧州各国で全て導入(ベースグレードのみ従来のままという事例はありますが)
まもなく商品改良が発表予定の日本も含めて主要マーケット向けのCX-5には導入されていくことになりそうです。
欧州向けのCX-5は企業CO2平均排出量の関係で販売台数がやや制限されているようですが、最量販車種に違いは無いので今回のアップデートで引き続き人気を集める事に期待したいですね。