メキシコにあるマツダの生産拠点「Mazda de Mexico Vehicle Operation(MMVO)」
これまで住友商事との共同出資で運営されてきましたが、今年度中にマツダ単独出資に切り替わる事が発表されました。
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2020/202011/201130b.pdf
ドイツマツダ公式リリース。
オランダマツダ公式リリース。
リンク先によると・・・
メキシコ合衆国における合弁生産拠点「Mazda de Mexico Vehicle Operation(MMVO)」について、住友商事が保有する全株式をマツダが取得することで正式に合意。
MMVOは2011年9月に住友商事との合弁で設立、来年でちょうど10年目を迎えるタイミングでマツダ単独出資の生産拠点になります。
今年2月には生産台数100万台も達成。
メキシコ工場は北米向けの車両を生産する場所というイメージが強いかもしれませんが、設立当初はブラジルを中心とする中南米市場向けの小型車を生産する目的で設立されました。
そこから規模を拡大して現在生産されているのはこちら。
〇車種
・MAZDA2
・MAZDA3
・CX-30
〇エンジン
・SKYACTIV-G 1.5
・SKYACTIV-G 2.0
・SKYACTIV-G 2.5
北米・中南米だけでなく欧州を中心とする多くの地域向けのマツダ車を生産する拠点となっています。
同じ北米地域では米国・アラバマ州でトヨタ・マツダ合弁新工場が2021年稼働開始予定なのでメキシコ工場との関係性が気になるかもしれませんが、こちらは北米向け専用の新型SUVが生産される予定なので生産車種が異なります。
今後マツダは北米市場をより重要視していくので両工場の重要度もより高まっていきそうですね。