つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

CX-5日本仕様の商品改良が正式発表、新世代マツダコネクト搭載でSKYACTIV-Dの出力も向上。

本日12月3日、マツダからCX-5CX-8・MAZDA6の商品改良と特別仕様車「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」シリーズが正式発表されました。

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(画像 MAZDA)

まずはCX-5の商品改良から取り上げていきます。

 

2020年におけるCX-5の商品改良は、まず8月下旬に北米で”2021年モデル”として世界初公開。

米国仕様で新世代マツダコネクトと10.25インチモニターが採用された点に大きな注目が集まりましたが、その後日本でも10月下旬に販売店HP上商品改良の予告が開始されていたので正式発表を楽しみにしていました。

 

そしてついに本日マツダから正式発表があったので出来る限りチェックしていきたいと思います。


改良点①「新世代マツダコネクトとモニターサイズの大型化」

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(画像 MAZDA)

米国仕様に続いて日本仕様にもついに採用されました!

ただ、米国仕様と異なるのはモニターサイズが2種類(8.8インチ or 10.25インチ)ある点。

10.25インチが標準装備になってるグレードは「L Package、Exclusive Mode、100周年特別記念車」で、それ以外のグレードは8.8インチが標準装備となっています。

ただし、「Smart Edition・PROACTIVE・Silk Beige Selection・Black Tone Edition」はメーカーオプションで10.25インチへグレードアップする事も可能です。

ベースグレードである25SとXDは10.25インチへのサイズUP不可)

 

これに合わせてコネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda(マイ・マツダ)」にも対応となりました。

サービスの一つである「緊急通報サービス用ボタン」はサングラスホルダー近くに装備。

マツダ、「CX-5」「CX-8」を商品改良 走りの進化とともにマツダコネクトをアップデート - Car Watch

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(画像 CarWatch)


改良点②:SKYACTIV-D 2.2の最高出力がアップ。

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(画像 CarWatch)

登場してから段階的に進化してきたSKYACTIV-D 2.2の最高出力がアップ。

〇改良前

140kW(190ps)/4,500rpm

〇改良後

147kW(200ps)/4,000rpm

2012年登場時は175psだった最高出力がついに200psになりました。

同時により意のままにコントロールできる事を目指してアクセルペダルの操作性を最適化する改良も実施。

ちなみにほぼ同時期に2021年モデルが発表され出している欧州仕様では現時点でSKYACTIV-DのスペックUPは実施されていません。

今回発表されたアップデート版は日本のユーザーだけが味わえるスペックとなる可能性もあります。


改良点③:特別仕様車「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」設定。

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(画像 MAZDA)

北米向けの2021年モデルで設定された「CARBON EDITION(KURO EDITION)」の流れを汲む特別仕様車が日本仕様にも導入されました(ベースはPROACTIVE)

(現地販売店に届いた実車を取り上げたブログ)

北米仕様の「CARBON EDITION(KURO EDITION)」との違いはこちら。

①フロントグリルは従来モデルのまま。

・CARBON EDITION

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(画像 MAZDA USA)

・Black Tone Edition

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(画像 MAZDA)

CARBON EDITIONではフロントグリルメッシュが新しいデザインでシグネチャーウイングもブラック塗装になっているのに対して、 Black Tone Editionでは通常モデルと一緒になっています。

②シート素材と内装色が違う。

・CARBON EDITION:(バーガンディレッドレザー)

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(画像 Cartrader.com)

・Black Tone Edition(グランリュクス+合成皮革・レッドステッチ)

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(画像 MAZDA)

Black Tone Editionの内装はすでに設定されている特別仕様車「Silk Beige Selection」と同じ素材のブラックカラーVer.という形になります。

 Black Tone EditionはCX-5以外にも設定されたのでまた別のブログでも取り上げます。

 

改良点④:100周年特別記念車に25S(SKYACTIV-G 2.5)を追加設定

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(画像 MAZDA)

これまで「SKYACTIV-G 2.5ターボ」と「SKYACTIV-D 2.2」だった100周年特別記念車にSKYACTIV-G 2.5(NA)も加わりました。

これに関しては夏ごろから国内販売店でも予告されていたので予定通りですね。

 

改良点⑤:SKYACTIV-DRIVE応答性向上(SKYACTIV-G 2.5Tを除く)

素早くアクセルを踏み込んだ時、「ドライバーは早く加速をしたい」とクルマが判断し、これまでよりも素早く変速することで、ドライバーが欲しい加速力を瞬時に発揮するようにサポート

 

主な改良点は以上となります。

北米仕様の2021年モデルが発表された時から注目度が高かった新世代マツダコネクトとモニターサイズの大型化がついに日本仕様でも採用されたのでかなり商品力も上がった気がします。

それを反映するかのように(?)マツダ公式HPが繋がりにくい状況でブログ編集が捗りません(笑)

CD/DVDプレイヤーの取り付け位置に関してもチェックしたいところですが公式HPが繋がりにくいのでまた改めて・・・・。

 

1つ気になったのは100周年特別記念車に関して。

次に取り上げるCX-8の商品改良で”プラチナクォーツメタリック”という新しいボディカラーが設定されましたが、実は少し前から「プラチナクォーツメタリックのCX-5 100周年特別記念車が追加されるらしい」という噂を聞いていました。

ただ、今回の発表には無いので単なる噂だったのかもしれませんが・・・・。

 

さて、続いてはCX-8の商品改良についてもまとめていきます。

(追記:CX-8の改良についてもまとめました)