本日12月3日、マツダからCX-5・CX-8・MAZDA6の商品改良と特別仕様車「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」シリーズが正式発表されました。
CX-5に続いてCX-8の商品改良についてチェックしていきます。
改良点①:新世代マツダコネクトとモニターサイズの大型化を中心とする快適性向上。
CX-5と同様に新世代マツダコネクト搭載とモニターサイズ大型化(8.8 or 10.25インチ)を実施。
10.25インチ標準グレードは「Black Tone Edition・L Package・Exclusive Mode・100周年特別記念車」
それ以外のグレードは8.8インチが標準となりますが、こちらもメーカーオプションで10.25インチへサイズUP可能です。
CX-8ではさらに「ワイヤレス充電(Qi)」も設定。
マツダ、「CX-5」「CX-8」を商品改良 走りの進化とともにマツダコネクトをアップデート - Car Watch
こちらは「Black Tone Edition・L Package・Exclusive Mode」が標準装備。
「Smart Edition・PROACTIVE」がメーカーオプション設定となっています。
(※ベースグレードである25S・XDには設定無し)
改良点②:新しいボディカラー「プラチナクォーツメタリック」追加(LパッケージとExclusive Mode専用)
CX-8に新設定されたボディカラー「プラチナクォーツメタリック」の実車画像。https://t.co/GtvCW6G88z pic.twitter.com/3qEx7tMNZY
— taku2 (@taku2_4885) 2020年12月3日
少し前から新色が追加される話は耳にしていましたが、その時は「シャンパンゴールドっぽい色らしい」と聞いていたのでやや派手過ぎる色だったりするのだろうか?という一抹の不安がありましたが、実際はかなり落ち着いた雰囲気で安心しました(笑)
写真を見た限りではCX-3やロードスターに設定されていた”セラミックメタリックの後継色”という印象で、光の当たり加減でかなり色味が変わりそうな色に感じます。
改良点③:LパッケージとExclusive Modeの外装変更
マツダCX-5とCX-8のディーゼルエンジンがパワーアップで200psに! CX-8は新フロントグリルを採用|Motor-Fan[モーターファン]
まずは両グレード共通のフロントグリル。
米国向けCX-5の特別仕様車”CARBON EDITION”に採用された新デザイングリルがCX-8の「Lパッケージ・Exclusive Mode」両グレードに導入。
Exclusive Modeはさらに以下の特別装備が追加されています。
①専用デザイン19インチアルミホイール
これはCX-9 2021年モデルの最上級グレード「SIGNATURE」に導入されたホイール(20インチ)と同じデザインですが、CX-8に合わせて19インチ化されています。
②フロントバンパー下部にガーニッシュ
③大型マフラーカッター
改良点④:シートカラー・設定の変更。
まず「Exclusive Mode」では従来のピュアホワイトに加えてオーバーン内装が新設定。
合わせて6人乗りと7人乗りの両方が選べるようになっています。
別の画像を見ると・・・・
マツダCX-5とCX-8のディーゼルエンジンがパワーアップで200psに! CX-8は新フロントグリルを採用|Motor-Fan[モーターファン]
シートサイドサポート部にキルティングデザインのステッチが入っていますが、これはCX-9 2021年モデルでも採用されています。
次にLパッケージはブラックとレッド内装の設定に変更されています。
さらに、従来型のLパッケージではナッパレザーでしたが、今回の商品改良で本革に素材変更されています。
これに関して話を聞いた限りだと、価格を抑えるというよりもナッパレザーの感触が柔らかすぎるという声が寄せられた対策というのが理由らしいです。
改良点⑤:ハンズフリー機能付きパワーリフトゲートを搭載。
マツダCX-5とCX-8のディーゼルエンジンがパワーアップで200psに! CX-8は新フロントグリルを採用|Motor-Fan[モーターファン]
昨年の商品改良でも採用される噂が出ていたものの未採用だったハンズフリー機能付きパワーリフトゲートがついに採用。
「PROACTIVE・Black Tone Edition・L Package・Exclusive Mode・100周年特別記念車」に標準装備。
Smart Editionもメーカーオプションで追加可能です。
(ベースグレードである25S・XDは設定無し)
CX-9とロシアで販売されたCX-5の限定車「ZIMA EDITION」ではすでに採用されていたので日本で販売されるマツダ車初となります。
改良点⑥:特別仕様車「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」
CX-5と同様にBlack Tone Editionが設定(ベース車両はPROACTIVE)
6人乗り・7人乗り両方選択可能です。
エンジンは「SKYACTIV-G 2.5(NA)」「SKYACTIV-D 2.2」の2種類。
改良点⑦:SKYACTIV-D 2.2のスペックUP
〇改良前
140kW(190ps)/4,500rpm
〇改良後
147kW(200ps)/4,000rpm
改良点⑧:SKYACTIV-DRIVEの応答性向上(SKYACTIV-G 2.5Tを除く)
素早くアクセルを踏み込んだ時、「ドライバーは早く加速をしたい」とクルマが判断し、これまでよりも素早く変速することで、ドライバーが欲しい加速力を瞬時に発揮するようにサポート。
主な改良点は以上となります。
あと、マツダブランドスペース大阪では本日からCX-8 Exclusive Mode(プラチナクォーツメタリック)の実車が展示開始されています。
新型コロナウイルス感染対策として入場は予約優先となっているので事前に連絡の上行ってみてください。
さて、CX-8の商品改良ですがCX-5以上に広範囲で変更されました。
新世代マツダコネクトやモニターサイズの大型化はもちろんですが、新しいボディカラーや内装変更も気になる方が多いのではないでしょうか?
次のブログではMAZDA6の商品改良に付いてチェックしていきます。
(追記:MAZDA6に関してもまとめました)