まもなく2020年も終わりを迎えます。
マツダにとっても色々あった一年を振り返ります。
マツダにとっての2020年は何より「創立100周年」を迎えた事ですね。
R360クーペをオマージュした「100周年特別記念車」やオフィシャルグッズ「MAZDA COLLECTION」も発売されました。
ただし、新型コロナウイルス感染騒動の影響から100周年を記念した展示やイベントが予定されていた「ジュネーブモーターショー」や「MAZDA OPEN DAY 2020」が中止になったのは残念でした・・・。
それでもマツダブランドスペース大阪やオートモビルカウンシルの場で100周年記念展示が行われたのはまだ救いだった気がします。
次は「新型コロナウイルス感染騒動」
マツダも国内外の生産工場で生産調整を行い、海外では緊急事態宣言によって販売店の営業も制限される事態となりました。
その中でも各地域のマツダで感染拡大防止に協力する活動を実施。
特に米国マツダが実施した「Mazda Heroes」は素晴らしいプロジェクトで個人的にも感動しました。
続いて2020年に日本で発表された新型車や商品改良はこちら。
〇4月
・MAZDA2小改良
・100周年特別記念車
〇6月
・CX-3商品改良
〇10月
・MX-30日本仕様発売開始。
〇11月
・MAZDA3商品改良
〇12月
・CX-5商品改良
・CX-8商品改良
・MAZDA6一部改良
・ロードスター商品改良
・CX-30商品改良
2020年前半は100周年特別記念車の発表が中心で比較的動きが少ない状況でしたが、今年後半に入ってからは立て続けに発表が続きました。
もしかすると新型コロナウイルス感染騒動の影響で発表スケジュールが変わった可能性もあるかもしれません。
ちなみに海外では「MAZDA3・CX-30 2.5ターボターボモデル」「CX-9商品改良モデル」「新型BT-50」が発表されました。
モータースポーツでもいろいろ動きがありました。
IMSAでは1月のデイトナ24時間で総合2位、11月に開催となったセブリング12時間レースでは念願の総合優勝を獲得。
一方でMAZDA3 TCR開発プロジェクトが延期されたのは残念なニュースでした。
ただ、プロジェクトが復活する噂も出てきているが気になるところ・・・。
そして少し先の話ですがIMSAとWEC共通プラットフォーム「LMDh」のレギュレーションが最終決定されたのも大きな出来事でした。
マツダはまだ検討段階のようですが是非LMDh採用の吉報を聞きたいところ。
多くの方が待ち望んでいる”ルマン復帰”への道筋が広がるポイントですからね。
その他の出来事を挙げると・・・・
〇MAZDA3が「World Car Design of the Year 2020」を獲得(4月)
〇”マツダオリジナル”のボンゴバン・トラック生産終了(4月)
〇直6エンジンとプラグインハイブリッドの実物写真が公開(11月)
〇日本自動車殿堂2020で「CX-30」と「初代ロードスター開発主査・平井敏彦さん」が各部門で選出(11月)
〇米国「コンシューマーレポート」の自動車ブランド信頼度調査でマツダが初の首位(11月)
〇「魂動デザイン」が発表されてから10周年(11月)
〇MX-30が「日本カーデザインオブザイヤー2020」を受賞(12月)
〇FC・FD型RX-7の純正パーツ復刻(12月)
主な内容はこのくらいでしょうか・・・・。
2020年はマツダ創立100周年という記念すべき年だったにも関わらず新型コロナウイルスの影響に振り回された一年だった気がします。
100周年を記念したイベントの多くが中止になったので来年にリベンジ開催とか実現すると嬉しいところですが・・・。
2021年もどのような動きがあるのか注目していきたいと思います。
(まずは毎年恒例となった正月休み明けの中国新聞に注目ですかね・・・・)
皆様良いお年を♪