イタリアマツダがCX-30 2021年モデルの情報を公開しました。
すでに発表している欧州他国と一部異なる部分があるので取り上げます。
イタリアマツダ公式プレスリリース。
記載されている主な変更点
・SKYACTIV-XのスペックUP(オランダ・フランスの性能と同じ)
・「e-SKYACTIV G」「e-SKYACTIV X」リアエンブレム追加。
・SKYACTIV-D 1.8搭載モデルの設定が無しに。
・黒色のダッシュボード内装追加。
・100周年特別記念車も引き続き選択可能。
基本的には一足早く発表されたフランスやオランダの内容と同じですが、SKYACTIV-Xに関して気になる記述が・・・。
それは「圧縮比が”16.3”から”15.0”に、ピストンも変更」という記述がある点。
以前取り上げたフランスマツダが公開したスペック表では圧縮比が16.3のままでした。
最高出力やトルク等は同じで圧縮比だけをわざわざ国別に分ける可能性は正直低いと思うのでどちらかの情報が間違ってる可能性があります。
プレスリリース内で圧縮比変更を明確に記載しているイタリアマツダの情報が正しい予感もしますが・・・。
ちなみに、圧縮比15.0が正しい場合は日本仕様と同じになります。
次に内装に関してですが、黒色のダッシュボード内装の画像が公開されています。
黒色のダッシュボードはファブリック内装向けに用意されますが、代わりに青色のダッシュボードが設定無しに。
さらにファブリック内装はブラックに加えてベージュもありましたが、イタリアでは2021年モデルからベージュが選択不可になっています。
最後にエンジンラインナップと価格表。
①:SKYACTIV-G 2.0 M-ハイブリッド(122ps仕様、FF)
②:SKYACTIV-G 2.0 M-ハイブリッド(150ps仕様、FF/AWD)
③:SKYACTIV-X 2.0 M-ハイブリッド(FF/AWD)
※②と③は2,000ユーロ追加で6ATも選択可能。
マイルドハイブリッド搭載モデルのみのラインナップになった事で全グレードがイタリア政府のインセンティブ対象車になっています。
イタリアでは1月末からCX-30 2021年モデルが発売予定。
圧縮比に関してはまだ判断が難しいところなのでまだ発表されていない欧州他国の情報が待たれますね・・・。