昨日、日本でも発売開始されたMX-30 EVモデル。
発売開始に合わせて解禁された様々な関連情報の中で、今後予定されてる福祉車両に関してなかなか興味深い内容がありました。
日本向けMX-30 EVモデル発売に関して取り上げたブログ。
国内での発売開始に合わせてマツダはMX-30 EVモデルを通じて実現したい思いを綴った動画を昨日20時に公開。
この動画の11:37頃から下肢障がいを持たれた方に向けた福祉車両の取り組みについて触れられていますが、近く正式発表予定であるMX-30 EVモデルベースの福祉車両”Self-empowerment Driving Vehicle”でなかなか興味深い内容がありました。
それがこちら・・・
フリースタイルドアの後席側が自動化されていました。
自動になったドアは運転席右側に追加されたボタンで操作可能になっています。
フリースタイルドアに関しては元々車いすやベビーカーでのアクセス性の良さがメリットの一つとして挙げられていましたが、昨年10月に発売開始されたM-ハイブリッドモデルでは車いすに関する要素が公式では触れられていませんでした。
(MX-30商品説明動画一覧)
Twitterのフォロワーさんともこの点に関して不思議に思っていたのですが、今回の福祉車両の内容を見て「なるほど!」と感じた次第です。
この福祉車両はMX-30 EVモデルを通じた提案のようですが、M-ハイブリッド仕様でも選択可能になるのか気になるところ。
動画内でも触れられていますが、マツダ(東洋工業)の3代目社長である松田恒次氏も下肢障がいを持っていた事からマツダ初の乗用車「R360クーペ」にも当時の軽自動車として初のAT車を設定。
(以前マツダブランドスペース大阪で展示されていたR360クーペもAT車)
現在も様々な福祉車両がラインナップされていますが、ロードスターにも手動運転装置付車を設定しているのはマツダらしさを感じるポイントと言えるかもしれません。
これからもより多くの人に走る歓びを提供してくれることに期待したいと思います。