日本ではすでに発売開始されているCX-8 2020年商品改良モデルですが、オーストラリア向けの2021年モデルで実施される改良内容に関する情報が出てきています。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「Caradvice」の記事。
オーストラリアマツダはまだCX-8 2021年モデルを正式発表していませんが、一足早く大まかな改良内容を取り上げています。
基本的な改良内容は日本仕様と同じですが一部異なる部分もあります。
改良点①:新世代マツダコネクト+10.25インチディスプレイ採用。
(画像は先日マツダブランドスペース大阪で撮影)
日本仕様では全グレード新世代マツダコネクトを採用、ディスプレイは「上級グレードが10.25インチ」「その他グレードは8.8インチ標準(OPで10.25インチにUP可能)」
これに対してオーストラリア向けの2021年モデルは上級グレードのみ新世代マツダコネクトを採用してその他は従来型のままとなっています。
〇ASAKI・GTグレード新世代マツダコネクト+10.25インチディスプレイ
〇TOURING・SPORTグレード
従来型マツダコネクト+8インチディスプレイ
改良点②:新グレード「TOURING SP」「ASAKI LE」を追加
「TOURING SP」は日本仕様の”Black Tone Edition”と同じ装備内容との事。
「ASAKI LE」はこれまで設定されていた最上級グレードASAKIの2列目キャプテンシート仕様(アームレスト付きコンソール付き)
日本仕様ではExclusive Modeに設定されていますが、オーストラリア向けのCX-8はこれまで全グレードベンチシート仕様のみでした。
ASAKI・ASAKI LEは今回の改良に合わせて日本仕様と同様に「キルティングステッチ内装」「大径マフラーカッター」「専用デザイン19インチホイール」も採用されるとの事。
搭載されるパワートレインラインナップの変更は無いようです。
・SKYACTIV-G 2.5(NA):FF/AWD
・SKYACTIV-D 2.2:AWDのみ
日本仕様ではさらにSKYACTIV-G 2.5ターボも設定されていますが、オーストラリアではCX-9も販売されてる関係からなのか導入されていません。
現地ではSKYACTIV-G搭載モデルが販売の約7割を占めているという情報も出ていましたが、オーストラリアマツダによるとCX-5と合わせて引き続きSKYACTIV-D搭載モデルを提供していくとの事。
オーストラリア向けの2021年モデルは3月~4月頃に現地の販売店へ実車が届き始める予定となっています。
今回の記事に記載されている改良内容は以上となります。
基本的には日本仕様と同じ改良内容ですが、新世代マツダコネクトが上級グレードのみになっているのはオーストラリア仕様独自のポイントですね。
今回の記事では新しいボディカラー「プラチナクオーツメタリック」がオーストラリア仕様にも採用されるのか触れられていませんが、実際はどうなるのか気になるところです。