つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

今週新たに公開されたマツダが出願中の特許(2021.2.18)

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(画像 ipforce.jp)

マツダが出願中の特許、今週は昨日取り上げた月曜日の内容に続いて今日も23件の内容が新たに公開。

その中から気になった内容と取り上げていきます。

 

まずは「エンジンの吸気装置」という題名の内容。

特開2021-21343 | 知財ポータル「IP Force」

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(画像 ipforce.jp)

一部赤線で示していますが、こちらは「縦置きエンジン車の吸気装置」に関する内容です。

グリルシャッターが装備されていてSKYACTIV-Xと同じ前開き式のエンジンカバーも装着されていますが、ターボ過給機が装着されているのでSKYACTIV-Dの可能性もあります(エンジンの種類・気筒数は記載無し)

〇資料に記載されている特許の目的

エンジンルームに車両走行風を導入するとエンジン及びその周辺機器を冷却することができるが、エンジンルームに導入される走行風はエンジンの両側において拡散して車両後方へ抜けていくため、吸気管をエンジンカバーの側方に配置しても吸気管に当たる走行風量は少なく吸気管を通る空気を効率良く冷却することができない。

特に、吸気管がエンジンの後側に回り込んでいるときは、その回り込んだ部分には走行風が当たりにくくなる。

そこで、本発明は、エンジンの吸気管を通る空気を走行風によって効率良く冷却する事を目的とする。

 

続いては「変速機の潤滑構造」という題名の内容。

特開2021-21463 | 知財ポータル「IP Force」

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(画像 ipforce.jp)

こちらは「縦置きFR車用の6速MT」に関する内容です。

6速が直結ギアになっているのでラージ群モデルでは無くNDロードスター用という可能性もありますが、MT車が減少傾向の中で開発が変わらず行われている証と言えるかもしれませんね。

〇資料に記載されている特許の目的

従来の変速機の潤滑構造では、変速ギヤが回転する際に変速機ケースの底部に貯留されたオイルを攪拌することにより攪拌抵抗が生じ燃費が低下する。

一方で、燃費を向上させるために変速機ケース内のオイルレベルを低下させると、変速ギヤがオイルに浸漬しないことがある。この場合、変速ギヤの潤滑が不十分になりやすい。

本発明は、潤滑対象部材に供給するオイル供給量を確保しつつ、オイルレベルを低減して燃費の向上を図れる変速機の潤滑構造を提供する。

 

今日公開されたマツダの特許出願で気になった内容は以上となります。

来週以降も気になる内容があれば取り上げていきたいと思います。