数日前からマツダとミズノ両社が予告していた新たな共同開発プロジェクトが本日正式発表されました!
現時点で明らかになっている情報をおさらいしていきます。
6月30日、マツダとミズノが新たな共同開発プロジェクトを7月6日に発表すると予告。
先行解禁された画像ではシューズの可能性が有力視されていましたが、本日ついに正式発表。
MAZDA NEWSROOM“クルマと通じ合う”新コンセプト ドライビングシューズ発売|ニュースリリース
当初の予想通り正式発表されたのは「マツダ/ミズノ ドライビングシューズ」でした!
マツダとミズノは2015年からエンジニアの技術交流を開始、「人間中心のモノづくり」という共通の開発思想からエンジニア同士が意気投合した事をきっかけに、両社の技術を結集して「走る歓び」を提供するドライビングシューズの開発プロジェクトが開始されたとの事です。
このドライビングシューズのコンセプトは「クルマと通じ合う」
従来のドライビングシューズにはない、日常での快適な歩行とダイレクトなペダルフィールを両立すると同時に、ペダル踏み込み量のコントロールのしやすさやペダル踏みかえのアシストを狙っているとの事。
これらを実現するための技術が3つ紹介されています。
①ペダルのコントロール性を向上する「背屈サポートアッパー」
②ペダルフィールと日常使用を両立する「MIZUNO COB」
③かかとの安定感と軽快なペダル操作を両立する「ラウンドソール」
詳しい内容はマツダ公式ブログで説明されていますが、ミズノが競泳水着などの開発で培った「姿勢制御技術」の考え方もこのドライビングシューズに反映されているようです。
今回のドライビングシューズはマツダのデザイナーも「機能を美しくデザインする」を合言葉にシューズデザインという未知の領域に挑戦されています。
後日どのようなコダワリを込めたのか紹介予定との事なのでこちらも楽しみですね。
気になる価格と販売方法ですが、このドライビングシューズは両社にとって新たなビジネスへの挑戦となるのでクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を通じて「応援購入」を募るという手法で予約受注を受付。
予約期間・・・2021年7月6日(火)~2021年9月15日(水)
お届け予定・・・2022年3月末より順次
価格・・・Makuake販売価格39,600円(税込)※早期購入割引などあり
サイズ・・・24.5~28.0cm (EE相当)
生産国・・・日本
Makuakeでは本日より予約受注が開始されていますが、先着100名限定の35,200円で購入可能な枠が早くも受付終了しています(笑)
このドライビングシューズはミズノの国内工場で製造されるようですが、自動車ライターである伊藤梓さんのTwitterによると日本製のミズノのシューズは基本的にトップアスリート向けのオーダー物でミズノ全体で販売されるシューズの1%にも満たない貴重な物との事。
そう考えると39,600円という価格も納得と言えるのでは無いでしょうか?
(日経xTECHによると兵庫県にあるミズノの山崎ランバード工場で生産との事)
あと、レスポンスの記事によると「限定1000足」「(現時点では)再生産の計画はない」との事。
反響次第で再生産の可能性もゼロでは無いかもしれませんが、気になる方はお早めに。
ただ、ドライビングシューズなので実際の履き心地を試したり実物を見てみたいという方もいると思いますが、ミズノ直営店・マツダ本社・マツダ販売店で展示予定。
〇ミズノ直営店(7月12日から展示予定)
・MIZUNO TOKYO
・MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI
広島、福岡地区のマツダ広島本社またはマツダ販売店にて展示予定。
詳細が決まり次第Makuakeの専用ページで情報公開予定。
河口まなぶさんが運営しているLOVECARS!TV!ではさっそく取材動画が公開されているのでこちらも是非チェックしてみてください。
これまでに無い新たなコラボレーションによって登場したドライビングシューズ、すでにTwitterでも予約を済ませたフォロワーさんも複数いらっしゃるのでかなり大きな反響がある印象です。
展示開始後にタイミングが合えば実物もチェックしてみたいところですね♪