国内におけるマツダの生産拠点である防府工場がラージ群モデルや電動デバイス採用車の生産を視野に入れて生産ライン等を改造する工事を行うようです。
(※2021.7.22情報更新)
今回取り上げるのは日経新聞の記事。
※中国新聞でも報じられていたのでブログ内容など情報更新しました。
リンク先によると・・・
マツダが防府第2工場の生産ライン等を改造する工事を8月7日から始めると発表。
夏季休暇の9日間を含めて、9月1日まで同工場の稼働を止める。
2022年度から発売するラージ群モデルや電動デバイス採用車に対応できる生産ラインへ刷新、車の運搬装置を更新したり新しい設備を導入し、同じラインでラージ商品群を含むさまざまな車を造れるようにする。
防府第2工場の改造は2020年12月以降の大型連休でも実施、今回の改造工事による稼働停止も当初から計画されており「仕上げ」と位置付けられている。
現在防府第2工場で生産されているCX-5とMAZDA6の販売や納車への影響は小さい見込み。
両モデルは工事完了後も生産を続ける。
ラージ商品群はマイルドハイブリッドやマツダ初のプラグインハイブリッドなどを展開、第一弾モデルはCX-5と近いサイズのSUVで2022年初頭にも生産開始の見通し。
これまで直6エンジンやアーキテクチャーに関する情報や画像が少しづつ公開されてきたラージ群モデルですが、ついに防府工場でも量産開始に向けた準備が最終段階に入ってきたようです。
ラージ群第一弾モデルが”CX-5に近いサイズのSUV”という情報は中国新聞が昨年10月にも報じているのですでにご存じの方も多いかと思いますが、今回の記事で注目すべき点は「工事完了後もCX-5とMAZDA6の生産を続ける」という情報が一緒に報じられている事。
以前から”ラージ群第一弾モデルは次期CX-5”と報じているメディアが国内外問わずありましたが、中国新聞が昨年に続いてこのような報道をするという事は以前取り上げた「ラージ群第一弾はCX-5に近いサイズの新型SUV」「CX-5は大幅改良を実施してもうしばらく現行モデルを継続」という情報の信憑性も高そうですね・・・。
今回の工事はラージ群モデルに加えて様々な電動デバイス採用車への対応も視野に入っているので、情報通りに現行CX-5の大幅改良が実施された場合はハイブリッドモデルが追加という可能性もゼロでは無いかもしれません(笑)
マツダが「2030年に向けての新たな技術・商品の開発方針」を6月に発表してから様々な噂や動きが出てきていますが、生産現場でも着々と準備が進んできてる事を実感できる情報が出てきてワクワクしますね♪