マツダの次世代デザインビジョンモデルとして2017年に発表された「VISION COUPE」
今回はこのモデルのエンジンルームをチェック出来る動画を紹介したいと思います。
「VISION COUPE」は2017年の東京モーターショーに合わせて世界初披露。
ご存知の方も多いかと思いますが「VISION COUPE」は走行可能なコンセプトカーで、2018年の「Concorso d'Eleganza Villa d'Este(コンクール・ド・エレガンス・ヴィラ・デステ)」出展時には前田育男さんがステアリングを握って会場内を走行しています。
走行可能ならば「どんなパワートレインが搭載されているのか?」という部分が気になると思いますが(たぶん)、VISION COUPEのエンジンルームをチェック出来る動画があります。
それが2018年ジュネーブモーターショー設営途中の模様を撮影したこの動画。
ステージ上へセッティング途中のVISION COUPEが撮影されていますが、よく見るとボンネットが無い状態・・・。
そして、動画の序盤にほんの一瞬ですが近い位置でエンジンルームが映っています。


シルバーのエンジンヘッドカバーと縦に並んだイグニッションコイルが確認できますね。
エンジンヘッドカバーを見てピンとくる方が多いと思いますが、明らかに「NDロードスター用のエンジン」に見えます・・・。


”SKYACTIV TECHNOLOGY”と書かれたエンジンカバーがVISION COUPEでも確認出来るので間違い無いはず・・・(画像右上の矢印部分)
VISION COUPEは発表された時から「FRのモデルを開発していく事を示唆している」と噂されていましたが、中身もNDロードスターのパワートレインを流用してFRに仕立てられていたと考えられますね。
ボディ・シャーシもNDロードスターベースが有力だと思いますが、車体サイズが大きく異なるのでラージ群アーキテクチャーのプロトタイプだったりすると夢が広がります(笑)
もう一つ紹介したいのはVISION COUPEの”トランク内部”をチェック出来る動画。
こちらは先に触れた2018年の「Concorso d'Eleganza Villa d'Este」終了直後の会場で撮影された動画ですが、1:38頃からVISION COUPEのトランクを外し始めています。
そしてトランクを外すと・・・。


VISION COUPEのトランク内部には”給油口”が備わっています。
このような位置に備わっているのは走行可能なコンセプトカーならではという感じでしょうか・・・。
この動画ではマフラー音も聴く事が出来ますが、なかなかいいサウンドを奏でています(笑)
今回紹介した2つの動画は以前Twitterで触れていましたが、このブログではまだ取り上げて無かったので改めて紹介してみました。
「VISION COUPE」のボンネットが開いてる!! やはりエンジンは縦置き。つまりFR。ただ、気筒数が確認できない・・・ヘッドカバーむき出しなのでロードスター用の直4にも見えるけど。Mazda Vision Concept - Geneva Motor Show 2018 https://t.co/JzsfLRajlA @YouTubeさんから
— taku2 (@taku2_4885) 2018年3月4日
VISION COUPEの給油口はそこにあったのか(笑) pic.twitter.com/PNNgDNvngg
— taku2 (@taku2_4885) 2018年6月6日
今後VISION COUPEが一般向けに展示されるのか不明ですが、もし機会があれば中身を想像しつつチェックするのも面白いかもしれませんね。