2021年後半に向けて国内外で徐々に2022年モデルの発表や商品改良の噂が出てきていますが、オーストラリアではMAZDA3 2022年モデルについて気になる情報が浮上しています。
今回見つけたのはオーストラリアの自動車メディア「CarExpert」の記事。
リンク先によると・・・。
・オーストラリア国内の販売店から寄せられた情報によると、MAZDA3 2022年モデルではSKYACTIV-X搭載モデルの”X20 Astina”のみMT車の設定が無くなる。
・さらにX20 Astina・G25 Astina以外のグレードのMT車は”Vision Technology package"が選択不可になる。
※Vision Technology package
360°ビューカメラ、パーキングセンサー(フロント)、クルージング&トラフィックサポート(CTS)、ドライバーモニタリングを含めたパッケージオプション。
X20 Astina・G25 Astinaは全て標準装備。
・全ての安全・運転支援装備とMTを組み合わせた仕様が選べるのはG25 Astinaのみに。
オーストラリアにおけるマツダのMT車販売に関するデータを取り上げたブログ記事を公開して間もないタイミングでMAZDA3のMT車ラインアップが縮小するという情報が出てきました・・・。
今回の記事にはさらに詳細な販売データが記載されているので前回取り上げたデータと共に紹介。
2021年内にオーストラリアで販売されたMAZDA3全体の”4.9%”がMT車、ボディタイプ別では「ハッチバック:5.4%」「セダン:3.83%」
その中で”Vision Technology package"付きのMT車は「ハッチバック:44台」「セダン21台」
対して、AT車で”Vision Technology package"付きは「ハッチバック:833台」「セダン:463台」
オーストラリアで販売されているMAZDA3はマツダ車の中でMT車の設定が最も充実している事からロードスターに次いでMT車の販売が多い車種ですが、”Vision Technology package"を選ぶユーザーはほとんどいないとの事。
SKYACTIV-Xの販売が限定的なのはスペックがあまり変わらないSKYACTIV-G 2.5搭載モデルもラインナップされてる事が影響してそうですね・・・。
オーストラリア向けのMAZDA3にこれ以外の変更が行われるのかはまだ不明のようですが、日本仕様ではボディカラーやバンパー形状が変わるという噂も出てきているので引き続き注目しておきたいと思います。