欧州と米国で正式発表が予告されていたCX-5 2022年モデル(2021年商品改良モデル)ですが、米国マツダが一足早く先行情報を公開しました。
米国マツダは9月11日に公式SNSでCX-5 2022年モデル発表が近い事を匂わせる画像とメッセージを投稿。
ほぼ同じに欧州でも発表予告が行われていたので「同時発表されるかも?」と思ってましたが、米国マツダが一足早く情報を公開しました。
米国マツダ公式HP・CX-5 2022年モデル先行情報ページ。
2022 Mazda CX-5 – Redesigned Crossover SUV | Mazda USA
すでに中国でリークされた実車画像がかなり拡散されたので2022年モデルのデザインはほぼ予想通りですが、同じホワイト系の画像でも中国でリークされた写真と米国マツダの画像では正直なところ雲泥の差ですね・・・(苦笑)
まずホワイト系(おそらくスノーフレイクホワイトパールマイカ)の車両を改めてチェック。
こちらは北米仕様の最上級グレード「Signature」
・19インチアルミホイールがCX-8 Exclusive Modeと同じデザインに。
・フロントフェンダーやボディ下部の樹脂パーツがボディ同色に変更。
これまで確認している情報と照らし合わせると日本仕様の「Exclusive Mode」と同じ仕様だと思われます。
続いてソウルレッドクリスタルメタリックの車両をチェック。
こちらはグレード名が記載されていませんがおそらく既存の「Carbon Edition Turbo」とほぼ同等の仕様だと思われます。
・フロントフェンダーやボディ下部の樹脂パーツがグロスブラック仕様。
・ブラック塗装の19インチアルミホイール(デザインはホワイトの車両と同じ)
・ブラックレザーと赤ステッチを組み合わせた内装。
ブラックレザーと赤ステッチの内装となっている事も含めて考えるとこの車両は日本仕様で新たに設定される予定の「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」と同じ仕様だと思われます。
続いてインテリアの画像を。
日本仕様の商品改良情報では内装に大きな変化は無さそうでしたが、米国マツダが公開した画像でも特に変更は見当たりません・・・。
日本仕様では2つの新グレード「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」と「Field journey(フィールドジャーニー)」で専用内装が導入される予定なので楽しみですね。
続いてはCX-5 2022年モデルに採用される新機能について。
ガソリン車のシフトノブ横に備わっているスポーツモードスイッチはこれまで”ドライブセレクション”という名称でしたが、CX-5 2022年モデルのAWD車ではより進化させて「Mazda Intelligent Drive Select technology (Mi-Drive)」になります。
実はこの名称は昨年3月に「Mazda Intelligent Drive Select」として商標出願されていたものの、これまで使用されない状態が続いたので個人的に気になってました。
最初に商品改良の資料を見た時にこの名称が書かれてるのを見た瞬間「やっと使われた・・・」という感情が湧きました(笑)
「Mazda Intelligent Drive Select」と同時に「ミードライブ」「ミードラ」という商標も出願されているので日本ではこちらの通称で呼ばれる事が増えるかもしれませんね。
米国仕様は今年冬に発売予定とされており、登録すると先行情報をチェック出来るようになっています。
現時点で米国マツダから公開されている画像・情報は以上となります。
まだ大まかな概要のみですが、これまで確認した日本仕様の改良点と共通するポイントもいくつか確認できました。
さらに今夜10時ごろには欧州仕様も発表される見込みなのでさらに詳細な情報が出てくる事も考えられます。
日本仕様で追加と噂されているジルコンサンドメタリックを含む他のボディカラーや仕様もどうなるのか注目したいと思います。
(2021.9.15追記:欧州でもCX-5 2022年モデルが公開されたので記事にまとめました!)