つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

「ロードスターに新たなブレーキ制御システムが採用される」という情報で思い出したニュルブルクリンクで目撃されたテスト車両。

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(画像 MAZDA)

2021年後半にかけて登場が見込まれるロードスターの商品改良モデルですが、この改良モデルに新たなブレーキ制御システムが採用されるという噂をきっかけに思い出した事について触れてみたいと思います。

 

ロードスターの2021年商品改良はすでにマツダ公式HPでも予告開始。

これまでのところ主に「990Sという名称のグレード追加」「紺色のソフトトップ」「RFにVS TERRACOTTA SELECTION追加」「プラチナクォーツメタリック新設定」という改良が実施される見込みですが、これに加えて出ているのが「旋回時に内側リアのブレーキを制御するシステムが採用される」という情報。

一部ではロードスターにもGVC+が導入されるという話になっていますが、詳しく調べるとGVC+では無くロードスター用に新開発されたシステムで、欧州ではこのシステム名称が"FR-DYC System"という噂も浮上しています。

このブログで取り上げてからかなり賛否両論が出ている("否"の方が多いかな・・・)状況で、個人的にも興味と不安両方の感情が出ている感じです。

 

とりあえず乗ってみて判断したいところですが、この情報に触れてふと思い出した事が・・・。

それは3年前の2018年末にドイツ・ニュルブルクリンクで目撃されたMX-5(ロードスター)のテスト車両。

自動車メーカーやタイヤメーカー等の車両のみが走行可能な「Industry Pool(インダストリープール)枠」の日に目撃されているのでマツダのテスト車両で間違いないと思いますが、ブラックとホワイトどちらの車両も"前後バンパー四隅に謎の物体(センサー類?)"が取り付けられていました。

〇ブラックのMX-5

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(画像 Automotive Mike)

〇ホワイトのMX-5

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(画像 Automotive Mike)

四隅の物体は何らかの計測装置やセンサー類だと思われますが、今振り返るとこの2台は「今回の商品改良で導入予定のブレーキ制御システムを開発するためのテスト車両だったのでは?」という想像が膨らみました。

当初はGVCそのものを搭載する事も検討されていたようなので2018年だとそちらのテストだったかもしれませんね。

ちなみに、昨年秋にもニュルブルクリンクのIndustry Pool枠でMX-5 RF(ロードスターRF)が走行しているのを確認していますが、こちらは特にセンサー類やカモフラージュラッピングは見当たりませんでした。

もちろん、これはあくまで"個人的妄想"なので実際は違う可能性もあります。

(おそらく間違ってる可能性の方が高いと思いますが・・・(笑))

 

マツダのテストドライバーは定期的にニュルブルクリンクでドライビングトレーニングを行っているので、今回取り上げたMX-5はそれらの目的で走行していた可能性もあります。

同じくニュルブルクリンクで目撃されて「次世代ロータリースポーツの開発車両なのでは?」と一時期話題になったRX-8もテストドライバーの訓練走行用車両である事が有力・・・。

 

ふと頭に浮かんだ妄想をまとめただけの記事ですが、今度の商品改良でロードスターの走りがどのように"深化"しているのか気になるところですね・・・。