今年5月に米国とカナダで販売終了が発表されたMAZDA6ですが、米国では徐々に新車在庫が少なくなってきてるようです。
今年5月、北米マツダは「米国とカナダ向けのMAZDA6は現在販売されている2021年モデルを最後に販売終了する」と正式発表。
今のところこれ以外の地域で販売終了は発表されてませんが、世界で最も大きなマーケットである北米で発表された事もあってかなり大きな反響を呼びました。
MAZDA6北米仕様に関してはその後特に動きが無い状態でしたが、ここ最近新車在庫に関する情報がいくつか出てきています。
まずはこのブログでも度々取り上げている米国のマツダ販売店スタッフJonathan SewellさんのYouTubeチャンネルから。
題名に"The Last Mazda6"というフレーズが入っていますが、Jonathan Sewellさんが勤務する販売店に「現行型MAZDA6最後の新車在庫」が届いたことを報告されています。
最後の新車在庫はディープクリスタルブルーマイカで内装はホワイトレザー仕様。
(ステアリングのエアバック部分にメッキリングが無いのでおそらく"GRAND TOURING RESERVE")
どうやら半導体不足の影響で当初の予定より遅れて届いたようです。
さらに、海外フォーラム「Reddit.com」のMAZDA6専用ページでも新車のMAZDA6を購入された方が「2021年モデルの在庫が少なくなった」という投稿をされています。
そこで、参考までに米国の自動車購入情報サイト「Autotrader」でマツダ車の新車在庫数を調べてみました(2021年モデルの新車在庫で検索)
・CX-5・・・・6,107台
・CX-9・・・・2,789台
・CX-30・・・・954台
・MAZDA3・・・・1,250台(ハッチバック・セダン合計)
・MX-5・・・・443台(ソフトトップ・RF合計)
・MAZDA6・・・・575台
あくまで参考例ですが、MAZDA6の新車在庫はMX-5とほぼ同レベルになっているようです。
ちなみに、MAZDA3・CX-30の台数が少ないのは2022年モデル登場が近い事に加えて大多数を製造しているメキシコ工場が半導体や部品供給不足でほぼ毎月稼働停止日が発生してる事も影響してそうですね・・・。
米国の自動車リース会社の情報によるとMAZDA6 2021年モデルは「7月26日注文締切⇒11月30日生産終了」となっているのでJonathan Sewellさんが勤務する販売店以外でも最後の新車在庫が届き始めているかもしれません。
こうなると「次期MAZDA6はどうなるのか?」という事が気になるところですが、ラージ群モデルに関しては第一弾モデルはSUVが有力で次期MAZDA6に関して確たる情報や噂はほとんど出てきません・・・。
今のところ北米以外では現行モデルの販売が継続されるようですが、商品改良の噂や情報も出てきていないので今後が気になるところですね・・・。