国内外のモータースポーツでも活躍しているMAZDA2ですが、欧州で新たに開発されたMAZDA2のラリーカーを見つけたので紹介したいと思います。
今回取り上げるのはYouTubeチャンネル「Rallye TV」が本日公開したこちらの動画。
動画の題名に"
フロントガラス上部に「RALLYE TEAM STOCKINGER
どうやらオーストリアを本拠地とするラリーチームのようです。
https://www.facebook.com/rallyeteamstockinger/
どうやら元々はMazda 323(ファミリア)でラリーに参戦していたようですが、昨年から現行MAZDA2をベースにしたラリーカー開発プロジェクトを開始。
そこから約1年の期間を経て今月に完成したばかりだったようですが、気になるのはパワートレイン。
市販のMAZDA2は主に1.5リッターのSKYACTIV-G・SKYACTIV-Dが搭載されていますが、今回取り上げるラリーカーには「ランサーエボリューション(ランエボ)のエンジン」を搭載(おそらく4WDシステムも)
完成した車両を紹介している投稿を見る限りだと「ランエボⅨ」のパワートレインとの事ですが、やはりラリー向けの直列4気筒2リッターエンジンでは最有力候補になりますね。
("MAZDA3 TCR"の時にも思いましたが、ラリーやツーリングカーレースに適した排気量のターボエンジンがマツダにあれば嬉しいところですが・・・)
開発されたMAZDA2のラリーカーは早速オーストリアのドーバースベルクで開催された「Herbst Rallye 2021」のSP8クラスで実践デビュー。
Markus Stockinger - Johann Rainer Moser - Herbst Rallye 2021
〇車載映像
「eWRC-Results.com」によるとデビュー戦ながらもSP8クラス2位を獲得した模様。
ここ最近、マツダ車のモータースポーツに関する動きが少ない状況だったので遠い欧州でもこのようなマシンが登場したのは嬉しい限りですね。
これからさらに進化・熟成を重ねて欧州ラリーで活躍してくれることを期待したいですね。
ちなみにMAZDA2のラリーカーはこれ以外にもいくつか取り上げているのでよろしければチェックしてみてください。