正式発表のタイミングが近づいているロードスター 2021年商品改良モデル(MX-5 2022年モデル)ですが、今回はドイツ仕様で新たに追加されるかもしれない特別仕様車に関する情報を取り上げます。
ロードスター 2021年商品改良モデル(MX-5 2022年モデル)に関してはすでに日本や欧米の一部地域で先行情報が公開。
〇10月:日本専用の新しい特別仕様車「990S」の実車初披露。
〇11月:ポーランドマツダが2022年モデルの価格表を先行公開。
〇11月:カナダのマツダ販売店が2022年モデルの情報を先行公開。
基本的には事前情報通り「ボディカラーにプラチナクォーツメタリック新設定」「テラコッタカラーのレザー内装を新設定」「ブルー(紺色)のソフトトップを一部グレードで採用」という改良・変更が主なポイントとなっています。
これに続いて今回はドイツのNDロードスター専用フォーラム「MX5-ND-Forum」に投稿された内容をチェック。
リンク先では2022年モデルに関する情報・意見交換が行われていますが、ドイツの自動車購入情報サイト「mobile.de」に2022年モデルの内容が掲載されているとの情報が・・・。
https://home.mobile.de/PRANGE#des_334413895
"MX-5 2022 G-184(SKYACTIV-G 2.0)"と書かれているので2022年モデルに関するページで間違いないと思いますが、グレード名は「KINENBI(=記念日?)」と記載。
欧州向けのマツダ車では日本語名の特別仕様車がこれまで多く発売されましたが、ドイツ向けのMX-5 2022モデルでは"記念日"という言葉が採用されるようですね。
さらにリンク先では2022年モデルと思われる車両画像も・・・。
エクステリアは「プラチナクォーツメタリック」でインテリアは「テラコッタカラー内装」、さらにソフトトップもブルーに見えますね・・・。
ただ、エクステリア画像をよく見るとナンバープレートの車名ロゴが変更前なので以前使用された画像をベースに加工されたものかもしれません。
リンク先では主要装備も掲載(画像は日本語に自動変換済み)
・オレンジ・・・テラコッタカラーのナッパレザー内装。
・ブルー・・・ブルーのソフトトップ。
・グリーン・・・マツダコネクト用ディスプレイは7インチのまま。
・レッド・・・Kinematic Posture Control (KPC)
ドイツ向けの新しい特別仕様車"KINENBI"は「テラコッタカラー内装とブルーのソフトトップ」を組み合わせた仕様になるとの事。
欧州向けのMX-5ではここ数年ソフトトップと内装それぞれに異なるカラーを組み合わせた特別仕様車が発売されていますが、テラコッタ内装とブルーのソフトトップもかなりオシャレな雰囲気になりそうな予感・・・。
〇2017年:「Z-SPORT(英国)」「SAKURA(ドイツ)」
・スポーツタンレザー内装×赤色ソフトトップ
〇2020年:「R-SPORT(英国)」「GINZAN(オランダ)」
・バーガンディレッドレザー内装×グレー色ソフトトップ
〇2021年:「White Edition(ノルウェー)」「Seiza(デンマーク)」「Zenith(スペイン)」
・ピュアホワイトレザー内装×赤色のソフトトップ
〇2021年:「Sport Venture(英国)」
・ピュアホワイトレザー内装×グレー色のソフトトップ
「Kinematic Posture Control (KPC)」は日本でもすでに導入予告されている新しい車両姿勢安定化制御。
欧州向けの2022年モデルでは「FR-DYC System」という名称になる可能性も浮上していましたが、今回取り上げた内容だと日本と同じ名称になる模様。
ちなみにこの名称は日本で商標出願も行われています。
マツダコネクト用ディスプレイのサイズも気になるところですが、こちらはカナダで公開された情報と同様に7インチのままとなっています。
現時点で確認できる内容は以上となります。
ロードスター 2021年商品改良モデル(MX-5 2022年モデル)は日本やオーストラリアで12月頃に正式発表される可能性が高まっていますが、これに合わせて11月に入ってからグローバルで情報が少しづつ出てきた印象ですね。
あと数週間で正式発表されるはずなので引き続き注目しておきたいと思います。