2015年に発表されてから多くのファンが市販化を期待している「RX-VISION」ですが、まもなく発表されるコンセプトカーと繋がりがあるかもしれない・・・という妄想について書いてみたいと思います。
今回このような妄想のきっかけとなったのは今週末に開催される東京オートサロン2022でTOYOTA GAZOO Racing(TGR)が発表予定のコンセプトカー「GR GT3 Concept」
東京オートサロンにてモータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりの取り組みを発表 | プレスリリース | TOYOTA GAZOO Racing
ニュースリリースでは「TGRがモータースポーツの現場で得た知見、磨いてきた技術を織り込んだレース専用車両のコンセプトカー」と紹介されていますが、スープラや86とは明らかに異なるサイドビューの画像が公開。
このサイドビューを見た瞬間「RX-VISIONと似てない?」という妄想が膨らんでTwitterでも一足先に触れていました。
GR GT3 ConceptのサイドビューがRX-VISIONと似てる気がするのは僕だけ?
— taku2 (@taku2_4885) 2022年1月7日
順当に考えるとlexus electrified sportのGT3仕様と思いますがまさかの共同開発もあるかも・・・? pic.twitter.com/oLkaPADQfq
この発表の直前に駆動用ロータリーハイブリッド採用の2ドアクーペに関するマツダの特許出願が日本と欧州で連続して公開された事もより妄想に拍車をかけた形ですね(笑)
画像を出来る限り明るくしてRX-VIISONと比較してみると・・・・。
ボンネットの長さやルーフラインetc・・・かなり似ているように思います。
海外フォーラム「Reddit.com」では早速この2台を合成した画像が投稿されていました。
色んな妄想を膨らましてくれるGR GT3 Conceptですが、実はこれ以外にもRX-VISIONとの繋がりがあるかもしれない・・・と思わせてくれるポイントがあります。
ポイント①:フロントフェンダーにあるダクトの位置が"RX-VISION GT3 Concept"と同じ。
マツダは2020年にRX-VISIONをベースにしたレーシングカー「RX-VISION GT3 Concept」をグランツーリスモSPORT向けに公開しましたが、フェンダー上部に備わっているダクトの位置がGR GT3 Conceptと同じです。
ポイント②:両モデル共に"GT3カテゴリー"を想定している。
すでにお気づきの方も多いかもしれませんがこの2台の名称には共にレースカテゴリーを表す"GT3"というフレーズが入っています。
〇GR "GT3" Concept
〇RX-VISION "GT3" Concept
ちなみに現在TGRは「レクサス RC F」のGT3車両を提供していますが、ベースとなるレクサスRCは登場から約8年が経過しているので今回発表するのは後継車という位置づけの可能性もありそうです。
昨年末にレクサスが発表したEVスポーツコンセプトカー「Lexus Electrified Sport」も似たようなサイドビューを持っているのでこの車両のGT3バージョンという可能性も考えられますね。
アーキテクチャーは共通で「Lexus Electrified SportはピュアEV」「RX-VISIONはロータリーハイブリッド」という棲み分けとかあったら面白いですがさすがに妄想を広げすぎでしょうか・・・?(笑)
今回の内容はあくまで"個人的な妄想"で実際はRX-VISIONと全く関係性が無い可能性も十分考えられますが、複数の共通点が見えてくると期待は自然と高まってしまいますよね・・・。
残念ながらマツダは東京オートサロン2022に出展しませんが、代わりにGR GT3 Conceptがどのような車両なのか注目してみたいと思います。