まもなく発表されるCX-60を含めて4つのSUVが導入予定と公表されているマツダのラージ商品群ですが、一方で多くの人が気になっているMAZDA6の今後についてオーストラリアマツダの関係者が取材に答えています。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「DRIVE」が掲載した記事。
MX-5 2022年モデルのメディア向け試乗イベントでオーストラリアマツダのマーケティングディレクターAlastair Doak氏が取材に答えています。
リンク先によると・・・
・現行MAZDA6に代わるFRベースの後継車に関して様々な憶測が飛んでいる事は知っています。
・セダン系車種の需要はオーストラリアに限らず縮小傾向なので、マツダがグローバルで優先するのはすでに発表した4つのSUV(CX-60・70・80・90)になる。
・MAZDA6はしばらくこのまま継続します。
・オーストラリアにおける「6万豪ドル"未満"の中型セダンセグメント」でMAZDA6は2番目に売れている(1位はトヨタ・カムリ)
ここ最近全くと言っていいほど情報が出てこない事からある程度想定はしていましたが、MAZDA6は現行モデルがまだしばらく継続することになるようです。
FRベースの次期型・後継モデルを待ちわびてる方はかなり多い印象なので早く登場して欲しいところですが・・・・。
ただ、DRIVEでは「6万豪ドル"以上"の中型セダンセグメントに含まれる車種は高い需要を集めているので、マツダもこのセグメント向けにFRベースのセダン系車種を投入するのでは?」という推測もされています。
そして現行モデルをまだ継続する場合に気になるのは「商品改良はあるのか?」という点。
昨年もほとんどの車種で商品改良が実施されましたが、その中でMAZDA6は2018年に実施された大幅改良(当時の車名はアテンザ)以来ほとんど現状維持が続いており、フラッグシップと謳っているにもかかわらず他の車種と比べて装備面などで大きな差が生じてきています(特にマツダコネクトの世代差)
もし継続する場合は昨年登場したCX-5 2022年モデルに近いレベルの大幅改良を実施した方がいいのでは?という気持ちもあります。
池田直渡さんが2019年に行ったインタビューで藤原副社長が語っていた「ラージ商品群導入が遅れる代わり行う第6世代車種の大幅改良」でもMAZDA6は対象車種に含まれてるニュアンスに見えたので期待したいところですね。