いよいよ2022年スーパー耐久シリーズへの本格参戦がスタートしたMAZDA SPIRIT RACINGのバイオディーゼル仕様MAZDA2ですが、このマシンに搭載されているエンジンに関する情報が出てきました。
「MAZDA SPRIT RACING MAZDA2 Bio concept」に搭載されているエンジンは量産モデル同じSKYACTIV-D 1.5をバイオディーゼル燃料に対応させた仕様。
2022年スーパー耐久シリーズ初戦もST-QクラスTOPで無事に完走しましたが、このエンジンに関する内容を取り上げている記事があったので紹介します。
今回取り上げるのは「CarWatch」が掲載したこちらの記事。
週末に行われた2022年スーパー耐久シリーズ初戦の内容を取り上げている記事ですが、その中にこのような一文が・・・・。
「MAZDA SPRIT RACING MAZDA2 Bio concept」のエンジンは昨年と同様の1.5リッターディーゼルのSKYACTIV-Dのままだが、ピークパワーを引き上げることを目的にタービンはMAZDA3やCX-30に搭載されている1.8リッター用に換装。
リンク先によると今回のスーパー耐久シリーズ開幕戦からSKYACTIV-D 1.8用のタービンに換装したようです。
ただ、直前に行われた練習走行ではパワーアップした弊害でミッショントラブルが発生した事から週末に行われた予選と決勝ではピークパワーを抑制したとの事。
トランスミッションについてはレースの高負荷では耐えきれないいくつかのギヤを強化する方向で動くようです。
ただ、いくつか課題はあるもののタービン交換によっておおよそ2秒程度ラップタイムが速くなっているようなので今後も楽しみになってきます。
気になるMAZDA SPIRIT RACINGの今後ですが、6月3~5日に富士スピードウェイで開催される第2戦の24時間レースに向けてバイオディーゼル仕様のMAZDA2はトランスミッションだけでなく他のアップデートも加えられる予定との事。
さらに第3戦からはロードスターも投入開始されるのに加えて、すでに話題となっている300馬力のSKYACTIV-D 2.2搭載モデルも後半戦に投入予定という流れになる見込みなのでマツダ久々のワークス活動はまだまだ楽しみが広がりそうです。