すでに欧州向けの量産が開始されているマツダのラージ商品群第一弾モデル「CX-60」ですが、ドイツマツダが現時点で獲得している注文台数と先行試乗イベントを発表しています。
まずはドイツにおける先行予約注文に関するニュースリリースから。
欧州向けのCX-60に関しては世界初披露された3月9日からプラグインハイブリッド（PHEV）仕様の先行予約受付がほぼ同時にスタートしていますが、ドイツマツダがこれまでの獲得台数等を発表。
・先行予約受付開始からすでに2,000件近くの注文を獲得。
・欧州向けのCX-60 PHEVはすでに量産開始されており、最初の量産車を積載した運搬船は4月26日に中関港（マツダ防府工場すぐ）を出港予定。
・ドイツでは最初の量産車を7月から納車開始予定。
先日の量産開始セレモニーを特集した記事によると「欧州では今夏の販売開始までのCX-60受注目標を受付開始から2週間で超えた」と報じられていたのでかなり人気を集めている事は想像出来ましたが、欧州最大のマーケットであるドイツでも多くの受注を獲得しているようです。
量産第一号車がラインオフした4月18日から約1週間後には早くもCX-60量産モデルを積載した運搬船が欧州へ出発ようなので、着々と販売に向けて動き出してる感じですね。
正式発表直後に情報が出ていた通り、欧州向けのCX-60はドイツと北欧で一足先に販売される予定ですが、ドイツマツダは発売開始までの間に先行試乗イベントを開催する事も発表。
・ドイツマツダは4月23日～6月18日までの期間にドイツ全土をツアーするイベント「First Dates Roadshow」を開催。
・「First Dates Roadshow」では欧州マツダの開発スタッフによる商品説明に加えて、先行試乗体験も実施予定。
ドイツマツダは2020年にMX-30 EVモデルが発売された時にもドイツ全土で先行試乗や商品説明を行うツアーイベント”First E-Dates”を開催した実績があるので、CX-60でも同じ取り組みを行うようです。
現時点で一般ユーザーがCX-60を試乗可能なイベントはこれが世界初。
日本でも先行展示イベントは行われる可能性が高そうですが、試乗は販売店に実車が届いてからになりそうなので羨ましいですね・・・（笑）
量産開始や先行イベントの情報が出てきたのでいよいよ販売開始に向けた動きが本格化していきそうです。
