つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept」の搭載エンジンは富士24時間レースからSKYACTIV-D 1.8へ、トランスミッションも強化。

(画像 MAZDA)

今年からスーパー耐久シリーズへ本格参戦を開始したマツダの新たなワークスチーム「MAZDA SPIRIT RACING」ですが、参戦マシンであるMAZDA2 Bio conceptの搭載エンジンが今週末に行われる第2戦から変わるようです。

 

MAZDA SPIRIT RACINGは昨年末のスポット参戦を経て2022年からスーパー耐久シリーズへフル参戦を開始。

一足先に投入されている「MAZDA2 Bio concept」でST-Qクラス4位完走だった第一戦に続いて今週末に第2戦(富士24時間レース)が開催されますが、どうやらこのレースから搭載エンジンが変わるようです。

 

今回取り上げるのは「CarWatch」が掲載したこちらの記事。

これまでMAZDA2 Bio conceptの搭載エンジンは市販モデルと同じSKYACTIV-D 1.5をバイオディーゼル仕様に改良した仕様でしたが、どうやら第2戦から市販モデルに搭載されていない「SKYACTIV-D 1.8」へ換装されたとの事。

(画像 CarWatch)

3月に開催された第一戦の時点ですでにタービンのみSKYACTIV-D 1.8用へ換装されていましたが、さらにエンジン自体も換装されたのは大きなポイントです。

さらに、純正をそのまま採用していた事からエンジンのアップデートによって耐久性の課題が浮き彫りとなっていたトランスミッションも富士24時間レースから耐久性に優れたドグミッションに変わるとの事。

今回ドライバーを務める加藤哲也さんが代表のカーグラフィック公式YouTubeではテスト走行の模様が公開されていますが、この時は特にエンジン換装について触れられて無かったのでちょっとしたサプライズですね(笑)

エンジンだけでなくトランスミッションも強化されたので第一戦より全開で走行可能になると思いますが、24時間レースという長丁場なのでまずは無事に完走するのを期待したいですね。

ちなみにMAZDA SPIRIT RACINGは5月25日に公式Twitterを開設しており、富士24時間レースの現地情報もこのアカウントから発信予定とされているので気になる方は是非フォローを♪

 

あと、AUTOMOBILE COUNCIL 2022での初公開が中止になってしまった「MAZDA3 Bio Concept」に関する続報が出てこないのはずっと気になってます・・・。

多くのファンが心待ちにしてるマシンなのでマツダからも何か情報を発信して欲しいところですね。