「MAZDA3 MOTORSPORTS CONCEPT(2020)」
MAZDA SPIRIT RACINGを立ち上げる等モータースポーツへの取り組みを強化しているマツダですが、新たにMAZDA3をJAFモータースポーツ登録車両へ申請した事が分かりました。
今回取り上げるのはモータースポーツ情報誌「プレイドライブ」WEB版に掲載されたこちらの情報。
JAFが8月23日付で公示した登録車両申請一覧にMAZDA3が新たに登録された事を取り上げています。
JAFモータースポーツ公式HPに掲載されているお知らせがこちら。
「MAZDA3 SKYACTIV-D 1.8搭載モデル(BP8P)」の申請が8月18日に承認されたお知らせが出ていました。
モータースポーツではJAF登録車両でないと出場できないカテゴリーやシリーズが存在しており、需要があれば自動車メーカーが車両申請する制度となっています。
ナンバー付きで参加できるカテゴリーやシリーズは登録車両でなくとも参加できるので、車両申請が行われるという事はトップカテゴリーへの参戦を意識した動きの可能性が高いと言えそうです。
このタイミングで車両登録が必要なモータースポーツカテゴリーとの繋がりを感じにくいMAZDA3 SKYACTIV-D 1.8搭載モデルが申請された理由は現時点で不明ですが、一つ考えられるのは今年春にMAZDA SPIRIT RACINGがスーパー耐久へ投入する事を公表していた「バイオディーゼル仕様」
近年のJAF登録車両もロードスターやMAZDA2などスーパー耐久へ投入されている車両が連続しているので、MAZDA3も同様の目的で申請された可能性も・・・?
ただし、MAZDA3へ搭載予定のエンジンは「300馬力の2.2リッターディーゼル」と明言されているのでJAFの申請データとは異なります。
詳しいレギュレーションはさすがに分かりませんが「申請自体は同じディーゼルエンジンのSKYACTIV-D 1.8で行って、実際に走行させる車両の排気量や馬力は変える(エンジン換装)」というのはOKなのでしょうか?
今のところスーパー耐久以外でMAZDA3が投入されるような話は出てないので、MAZDA SPIRIT RACINGのバイオディーゼル仕様が最も有力そうですが謎が深まりますね・・・・。
ちなみに、300馬力のディーゼルエンジンに関しては排気量が2.2ではなく"2.3"になるという噂も浮上しています。
色々気になるところですが、スーパー耐久シリーズ2022は来週末の9月3・4日に第5戦(もてぎ)が開催予定。
当初から2022年後半シーズンに投入予定と公表されていたので、このタイミングで動きが出てくるのか注目ですね・・・。
MAZDA SPIRIT RACINGはつい先日公式アプリも公開しているので気になる方は是非チェックを。