つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

英国マツダがCX-60発売開始のプレゼンテーション映像を公開、CX-60導入で英国におけるマツダのSUV販売比率は全体の70%になる見込み。

(画像 MAZDA UK)

 

欧州と日本でまもなく発売開始されるマツダのラージ商品群SUV「CX-60」ですが、英国マツダが発売開始に合わせてプレゼンテーション映像を公開しています。

 

今回取り上げるのは自動車メーカーの公式動画を専門に取り上げているYouTubeチャンネル「Y-MOTOCAR-Y」が公開したこちらの動画。

こちらは英国マツダが発売開始に合わせてメディア向けへ公開したプレゼンテーション映像ですが、映像に出演されている英国マツダのマネージングディレクターJeremy thomson氏が3:20頃からこのような内容を紹介。

The all new Mazda cx60 further expands our SUV lineup back in 2012 just 2% of our sales for SUVs, but with the introduction of the cx60 SUVs will now make up 70% of our total sales in 2022. 

新型マツダ CX-60はSUV のラインアップをさらに充実させます。2012 年当時、当社の SUV 販売比率はわずか 2%でしたが、CX-60の導入により2022 年には当社の総販売比率の 70%を SUV が占めることになります。

初代CX-5が発売開始された2012年で英国マツダの販売台数に占めるSUVの割合は僅か2%程度だったのが、今回CX-60が導入される事で2022年には全体の70%がSUVになる見込みとの事。

英国を含めた欧州ではCX-5を皮切りに「CX-3(2015)」「CX-30(2019)」「MX-30 EV(2020)」が導入されてきています(CX-3は昨年で販売終了)

(画像 MAZDA UK)

マツダの最量販車種となったCX-5を中心にSUVの販売比率が高まっている事は度々話題に挙がってましたが、CX-60導入で70%程度になる見込みというのは凄いですね・・・。

 

世界中でSUVの人気が高まってる状況を考えるとあり得る話なのかもしれませんが、個人的には「さすがにSUVへ傾倒し過ぎでは?」という心配も・・・・。

特にマツダの場合は元々スポーティで運転が楽しい車を出すブランドというイメージを持たれてる場合が多いことに加えて、RX-VISIONVISION COUPEというコンセプトカーを発表した事でスポーツカーや流麗なセダンを期待してる人も多いはずなので。

(画像 MAZDA)

市場トレンドや経営面からSUVを優先するのは理解しているつもりですが、このままだとせっかく長年築き上げてきたブランドイメージが希薄になってしまう気もするのは考えすぎでしょうか・・・?

ここ最近出てくる新型車の話題がSUVばかりなので色々心配してしまうのもあると思いますが(笑)

 

 

すでにCX-60は欧州・日本で多くの受注台数を獲得して好調なスタートを切っていますが、そろそろ"SUV以外"の新型車に関する動向も知りたいところですね・・・。