日本と欧州で販売活動が本格化しているマツダのラージ商品群第一弾モデル「CX-60」ですが、欧州で先行発売されたプラグインハイブリッドモデルに採用されているバッテリーとモーターに関する情報が出てきました。
CX-60に関しては今月から日本と欧州で販売開始されることもあって、自動車メディアを中心に公道試乗インプレッションが続々と公開。
(欧州の一例)
(日本の一例)
いよいよ発売開始が間近に迫っている事を実感しますが、欧州で先行発売されるプラグインハイブリッドモデルに関して気になる情報が出てきました。
今回取り上げるのはカナダの自動車メディア「Driving」に掲載されたこちらの記事。
欧州で開催されたメディア向けの試乗会はラージ群アーキテクチャーの技術説明会も合わせて行われている事から、現地メディアだけで無くこれから「CX-90」「CX-70」が発売予定となっている北米の自動車メディアも招待されたようですが、リンク先にこのような一文が・・・。
One final important note about the hybrid setup in the CX-60, -70, and -90 is that it’s all designed by Mazda, though it does turn to Panasonic for the batteries and electric motors. Those thinking that this is a product of the collaboration with Toyota announced a year ago are off; that will only apply to the upcoming CX-50 hybrid.
CX-60、-70、-90のハイブリッドシステムに関する最後の重要な注意点は、バッテリーと電気モーターはパナソニックが供給しているものの、それはすべてマツダが設計していることです。これは、1年前に発表されたトヨタとのコラボレーションの成果だと考えている人は外れている。それはCX-50ハイブリッドにのみ適用される。
今回の記事によるとCX-60に採用されているバッテリーとハイブリッド用モーターはパナソニック製との事。
マツダではすでにMX-30 EVモデルでパナソニック製のバッテリーを採用している実績がありますが、CX-60ではモーターも採用したようです。
今回の情報は欧州発なのでプラグインハイブリッドに限った話の可能性が有力ですが、日本で先行発売されるXD-HYBRID(e-SKYACTIV D 3.3)のバッテリー・モーターもパナソニック製という可能性もあるかもしれません。
これ以外でもMAZDA3から投入された新世代マツダコネクトもパナソニック製なので、今後出てくる新型車でより繋がりが深まっていくかもしれませんね。