つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダのラージ商品群第2弾「CX-90」と思われるテスト車両が再びスクープされたので詳しくチェック。

(画像 MAZDA)

先月下旬にマツダの新しいラージ商品群SUVと思われるテスト車両が米国でスクープされたことを取り上げましたが、再びスクープされたので詳しくチェックしたいと思います。

 

 

マツダのラージ商品群は第1弾となる「CX-60」がまもなく発売開始されますが、これに続く車種と思われるテスト車両が先月下旬に米国でスクープ。

全長が長く見える事に加えて、マツダはすでに第2弾として北米向けの3列シートSUV「CX-90」を2022年度中に生産開始予定と公表している事からこのテスト車両は「CX-90」と有力視されていましたが、再び米国でスクープされたので詳しくチェックしたいと思います。

 

 

今回テスト車両をスクープしたのは米国の自動車メディア「CAR AND DRIVER」

Twitterで一足先に取り上げましたが、改めてテスト車両の画像を・・・・。

(画像 CAR AND DRIVER)

前回スクープされたのはロサンゼルス近郊のハイウェイでしたが、今回はコロラド州の高地で同じテスト車両が2台目撃されたとの事。

前回の写真はリアとサイドの写真のみでレンズの影響からかなり歪んでいましたが、今回の写真は歪みも無くフロントからの写真もあります。

よく見るとサンルーフが少しだけチルトされていますが、CX-60と同様にパノラマサンルーフでしょうか?

 

 

今回も気になるポイントを順番に紹介。

ポイント①:フロントデザイン

(画像 CAR AND DRIVER)

初めてスクープされたフロントデザインですが、チラッと見えるヘッドライトやバンパーを見る限りだとCX-60に近いように見えます。

試しにCX-60と比較してみると・・・

「画像:CAR AND DRIVER、MAZDA

カモフラージュ柄と長さ以外はほとんど同じに見えますね・・・(笑)

バンパーサイドのダクトはCX-60の25S/XD系(下画像右)に近い形状のように見えますが、これもCX-60と同様にグレードやパワートレインによって形状が変わる可能性も考えられますね。

あと、サイドからの写真を見るとヘッドライトの目尻にサイドマーカーらしき部分も確認できます。

(画像 CAR AND DRIVER)

 

 

ポイント②:リアデザインを改めて比較。

「画像左:CAR AND DRIVER、右:MAZDA UK」

改めてCX-60と比較してみるとフロントと同様にCX-60とかなり似ていますが、すぐにわかる違いは前回にも触れたバンパー下部のデザインで、CX-60に装着されているマフラーカッターもテスト車両では見当たりません。

加えてテスト車両のテールランプはCX-60よりボディから出っ張っているようにも見えます。

テスト車両のバンパー下には前回に続いてトレーラーヒッチが装着されていますが、これはさすがに純正オプションでしょうか?

 

 

ポイント③:サイドウィンドウの形状とドアの大きさをチェック。

(画像 CAR AND DRIVER)

前回の写真はかなり歪みがあったので改めてチェックするとサイドウィンドウやドアのサイズがある程度確認できます。

続いてCX-60と比較。

(画像左:CAR AND DRIVER、右:MAZDA UK)

リアドアがCX-60より大きくなっている事に加えて、サイドウィンドウ後端のデザインも異なります。

おそらくホイールベース自体もより長くなってると思われますね・・・・。

 

 

ポイント④:前回より小さいホイール・タイヤを装着している?

「左:前回、右:今回 (画像 TheFastLaneCar.com、CAR AND DRIVER)

今回は2台のテスト車両がスクープされていますが、そのうちの一台は前回より小径のタイヤ・ホイールが装着されているように見えます。

CX-60と同じだとしたら左が20インチ、右が18インチという事になりますが、CX-90はさらに車体サイズが大きくなるはずなのでさらにサイズ大きい可能性も考えられますね・・・。

 

 

ポイント⑤:今回のテスト車両もプラグインハイブリッドの可能性あり?

(画像 CAR AND DRIVER)

前回スクープされた時はMX-30 EVモデルのテスト車両と同様に「高電圧車両 取扱資格要」と書かれてると思われるステッカーがあった点からプラグインハイブリッド車の可能性について触れましたが、今回のテスト車両2台も同じステッカーが貼られています。

前方向かって車体右側を見ると何となく給電口みたいな箇所(黄色部分)もありますが、カモフラージュの影響でしっかりとは確認できず・・・。

 

 

今回出てきた写真で気になるポイントは以上となります。

8月下旬に初めてスクープされてからそれほど間を空けずに再び目撃された事を考えると走行テストが着々と進められている事に加えて正式発表のタイミングもかなり近づいてる印象を受けます。

ちなみに、CX-60の場合は今年2月に欧州でテスト車両が初めてスクープされ、約1か月後の3月9日に世界初披露という流れでした。

これらの点からCX-90も2022年内にお披露目される流れが有力と思われますが、有力候補の一つが約2か月後に開幕する「ロサンゼルスオートショー」

CX-90は北米市場を重要視すると言われてるので開催場所や時期的もベストタイミングと思われますが、一方で「北米マツダは2年程度モーターショーには出展しない」という噂も以前出ていたのでCX-50やCX-60と同様にマツダ独自のオンラインLIVEで世界初披露という流れも有力でしょうか?

そろそろティザー情報が解禁される可能性もあるので、引き続き情報に注目しておきたいと思います。