いつもお世話になっているマツダブランドスペース大阪ではついに今週からCX-60の実写展示が開始されていますが、ちょうど時間があったので早速チェックしてきました。
CX-60は今月15日からついに国内で発売開始されますが、マツダブランドスペース大阪でも今週からついに実車展示がスタート。
12月発売開始予定のグレード「XD "Exclusive Mode"」が一足先に一般展示されるという事で早速チェックしてきました。
Twitterでは一足先に触れてましたが、改めて紹介したいと思います。
マツダブランドスペース大阪でCX-60 Exclusive Mode見てきました♪
— taku2 (@taku2_4885) 2022年9月7日
内見会では展示されてなかったブラック内装です。 pic.twitter.com/DbNlZl8Yld
〇エクステリア


・展示車両・・・・CX-60 "XD Exclusive Mode"(AWD)
・ボディカラー・・・・マシーングレープレミアムメタリック
このグレードの実車は7月に参加した内見会でも展示されていましたが、その時はボディカラーが「プラチナクォーツメタリック」で、純正オプションのエアロ「シグネチャースタイル」も装着されていたので"素のExclusive Mode"は初となります。
試しに内見会で展示されていた車両と比較。


ツヤ有り塗装のシグネチャースタイルが装着されてるとやはり質感がより高く見えますが、素のExclusive Modeでも高い質感は十分感じる事が出来ます。
ただ、以前から触れているようにXD/25S系モデルのサイドシグネチャーガーニッシュは未塗装のブラック仕様なので、個人的に「Exclusive Mode」「L Package」くらいはツヤ有り仕様の方がいい気もしますね・・・。。
(XD-HYBRID/PHEV系モデルは「Sports系グレードがグロスブラック」「Modern系グレードがクロームメッキ」)


あと、CX-60はMAZDA3・CX-30等と同様にディミングターンシグナルが採用されていますが、シグネチャーウイング側のLEDにしっかりと「STANLEY(スタンレー)」のロゴが確認できました。


CX-60はフェンダーアーチやボディ下部が同色になっているXD-HYBRID・PHEV系モデルが話題の中心という印象ですが、XD・25S系のデザインの方が好みという方も多いかと思います。
〇インテリア
内見会で展示されていた車両のインテリアは「ピュアホワイト」でしたが、こちらで展示されてるのは「ブラック」となっています。
こちらも試しに内見会の車両と比較。








本杢目に迫る質感を確保しているインレイメタルウッドが配されているピュアホワイトと比べるとブラックはややシンプル過ぎる印象を持たれるかもしれませんが、どちらもナッパレザーでシートベンチレーションやアンビエントライト(写真撮るの忘れました・・・)も備わってるので冷静に考えると質感や装備は十分以上に思います。
あと、内見会ではほとんどチェックできなかったフル液晶メーターも簡単に紹介。
◎オープニング画面
CX-60のフル液晶メーター①
— taku2 (@taku2_4885) 2022年9月9日
オープニング画面に登場するCX-60はソウルレッド・マシーングレー・ロジウムホワイトの車両のみ自車と同じボディカラーになっている(他の4色はシルバー)
映像はマシーングレー。 pic.twitter.com/3pfp319C3v
以前ブログでも紹介しましたが、オープニング画面に登場するCX-60は「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」の車両のみ自車と同じボディカラーになっています。
◎Mi-Driveのモード選択画面
CX-60のフル液晶メーター②
— taku2 (@taku2_4885) 2022年9月9日
Mi-Driveで選べるモードの選択画面一覧。
映像にはありませんが「XDのAWD」「XD-HYBRID」「PHEV」でマツダ純正のトレーラーヒッチを装着すると"トーイングモード"も選択可能。 pic.twitter.com/Eume2Lunk7
モードを選択した時のグラフィックだけでなくメーターのデザイン・色が変わるまでの僅かな"溜め"があるなど、細かな部分まで拘りが感じられます。
〇エンジンルーム
内見会で見ることが出来なかったエンジンルームとようやく対面。
CX-60はMAZDA3・CX-30のe-SKYACTIV Xと同様にカプセルエンジン化されているので、開閉可能なエンジンカバーが装備されています。
(カプセルエンジンに関する記事はこちら)
エンジンカバーを上げるとさらに黒いカバーがあるので待望の直6エンジン本体はほとんど見えません・・・・。
〇ドライバー・パーソナライゼーション・システム
CX-60で初導入された装備の一つに「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」がありますが、スタッフさんから展示車で体感可能という事を教えていただいたので試してみました。
①自動ドライビングポジションガイド
(画像 MAZDA) マツダコネクトのメニュー画面にある「ドライバー・パーソナライズ」を選ぶとドライバー新規登録の項目があり、そこで身長を入力すると車内にあるカメラがドライバーの目を認識して推奨するドライビングポジションを自動的に設定。
推奨されたポジションで問題なければそのまま登録して完了となりますが、調整したい場合もガイドに沿って微調整する事が可能です。
(僕の場合は自分の好みよりやや遠めのステアリング位置と高めの着座位置でした)
②エントリーアシスト
(画像 MAZDA) 好みのドライビングポジションを登録完了して、エンジンオフにするとステアリングとシートが自動でスライドして乗り降りをサポート。
③自動設定復元
(画像 MAZDA) 一旦ドアを開けて閉めると車内のカメラがドライバーの顔を認識して先ほど登録したドライビングポジションへ自動的に調整。
エンジンON(展示車なのでブレーキを踏まずにACC ON)にするとオーディオや空調等の車両設定も自動的に復元されます。
各メディアの記事や動画である程度機能は把握していたつもりでしたが、実際に試してみるとかなり新鮮な体験でした(笑)
個人的にはカメラがドライバーを認識するのが速くて驚きましたね・・・。
あと、ドライビングポジションを自分好みに微調整する時に画面上で正しいポジションの合わせ方が解説されるのも好印象。
マツダは以前からドライビングポジションの重要性を訴求していましたが、CX-60から導入されたこのシステムはシートやステアリングが自動で動くという"ちょっとしたエンタメ性"もあるので、正しいドライビングポジションで運転する人がより増えるかもしれませんね。
最後に、Twitter等でCX-60のドア開閉音が既存車種よりやや軽くなってる声を複数見かけたので僕も展示車で試してみましたが、展示されている車両では「フロントドアは意識すると確かにやや軽めかも・・・?」「逆にリアドアはものすごく重厚な音」という印象でした。
ただ、ブランドスペースの展示車はプロトタイプなのに加えてフロントドアのみガラスが開いてる状態で展示されてた事が音に反映された可能性も考えられます。
このあたりは販売店に届いてる実車で改めて確認したいところですね。
内見会とマツダブランドスペース大阪で順番に展示車をチェックしてきたのであとは試乗してみる段階にきました。
すでに各メディアやSNS等で試乗のインプレや感想が多く出てきていますが、僕が試乗できるのは発売開始する15日より先になる見込み・・・。
プロトタイプと量産モデルで異なる部分もあると思うので試乗できるタイミングが楽しみです。
ちなみに、マツダブランドスペース大阪ではRX-7 スピリットRも引き続き展示中。


当初の話だと8月末で展示終了予定と案内されていましたが、スタッフさんの話によると好評につき期間を延長したとの事。
ただ、CX-60も含めて展示車が急遽入れ替えになる可能性もあるので気になる方は早めに足を運んでみてください。
※マツダブランドスペース大阪は感染防止対策の観点から予約優先となっているので訪問の際には事前に電話で予約する事をオススメします。
(画像 MAZDA)