つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダがラージ商品群第一弾モデル「CX-60」の国内販売を開始、CX-60専用の公式Twitterアカウントも新たに開設。

(画像 MAZDA)

本日9月15日、待望のラージ商品群第一弾モデル「CX-60」の国内販売がついに開始されました。

 

 

すでに公式HPで案内されていましたが、本日9月15日にマツダから国内販売開始のニュースリリースが発表されています。

マツダ公式ニュースリリース

※ 本日より発売開始されるのは「XD-HYBRID系グレード」のみで、残る「25S・XD・PHEV系グレード」の販売開始予定は12月となっています。

マツダ公式YouTubeでもTV CMが公開されています。

販売開始に合わせていくつか受注状況などのデーターも公開されているので順番に紹介。

 

 

〇販売台数に関して

・国内における月間販売計画台数・・・・2,000台

・9月11日までの受注台数・・・・8,726台

すでに計画の4倍以上の受注を獲得しているようですが、これから試乗も正式に解禁されるのでさらに受注ペースも上がっていくかもしれません。

 

〇受注状況に関するデータ

☆パワートレイン別

(画像 MAZDA)

これまで取り上げた情報通りディーゼルエンジン搭載モデルが高い割合を占めていますが、ニュースリリースによるとタン内装の「XD-HYBRID Premium Sports」が全体で最も多く選ばれているとの事。

(画像 MAZDA)

一方でPHEVの受注割合はまだ少ない状況ですが、これはスペックや諸元がまだ正式発表されてない事が影響してると思われるので、発売開始が近づくにつれて受注が増えていくと推測されます。

☆ボディカラーの人気順

(画像 MAZDA)

これまでのマツダ車では「ソウルレッドクリスタルメタリック」が人気を集めていましたが、CX-60では新色の「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」が半数近い45%で、続いて「マシーングレープレミアムメタリック」「ジェットブラックマイカ」がランクインしています(事前情報だと4位にソウルレッドクリスタルメタリックだったはず・・・)

「ロジウムホワイトプレミアムメタリック (画像 MAZDA)」

メーカーを問わずこのあたりの価格帯・サイズの車種ではリセールバリューなどを考慮して派手な色ではなく白やブラック系を選択するユーザーが多い印象なので、CX-60でもその傾向が出ているのかもしれません。

マツダ車の場合はソウルレッドでもリセールバリューは高い傾向ですが)

あと、個人的には他の車種で人気を集めている「プラチナクォーツメタリック」も今後選ばれる割合が増える気がしています。

 

☆購入年齢層

(画像 MAZDA)

40代・50台が中心ですが、CX-60の車両本体価格から考えると想像以上にほぼ均等に分かれてる印象。

この傾向に関しては国内商品マーケティング部主幹の二宮誠二さんが「スカイプラン(残価設定型クレジット)が浸透してきた事」と「下取り価格の上昇」を理由に挙げられています。

事前受注の約6割がマツダ車オーナーで下取り車はCX-5CX-8で半分以上、残りの約4割となる新規ユーザーの内訳は「国産車8割、輸入車・レクサス2割」となっているようです。

特に輸入車・レクサスからの新規ユーザーが2割というのはマツダとしてかなり多い数字との事(CX-5は約5%、CX-8でも約10%)

 

 

〇CX-60に特化した情報を発信する専用公式Twitterが新たに開設。

国内販売開始に合わせてCX-60に特化した専用公式Twitterが開設されました。

2023年3月までCX-60に関する情報を発信していくとの事なのでぜひフォローを♪

 

 

〇試乗車情報も正式公開

すでに一部販売店では先行予約したユーザーを対象に試乗が解禁されていましたが、こちらも正式にスタート。

各販売店SNS等で試乗車情報を発信されていますが、以前からお世話になっている「マツダオートザム紫竹」さんではCX-5との乗り比べイベントも実施されるようです。

販売開始直後はどこの販売店でも混雑すると思われるので、必ず事前に予約してから訪問することをオススメします。

 

 

Twitterで先に触れましたが、2010年夏の終わりにSKYACTIVテクノロジーのプロトタイプ(TPV車)と魂動デザイン初のコンセプトカー"SHINARI"が発表されてからほぼちょうど12年が経過。

今年6月で副社長を退任された藤原さんは2020年のインタビュー記事で「大排気量エンジンを直6でやるのは2008年から決めていた」と証言されていたので、長い間コツコツと積み上げてきた技術やノウハウがようやく一つの形になったと考えると、一人のマツダファンとして何だか感慨深い気持ちになります。

もちろんラージ商品群はここからがスタートだと思いますが、先に公表されているSUV4車種以外にも何か展開があるのか期待したいところ・・・。

いよいよ国内販売開始されたCX-60ですが、僕もタイミングを見て試乗してみたいと思っています。