つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダは2025年~2030年の間にEV専用スケーラブルアーキテクチャー採用モデルを少なくとも5車種導入する?

(画像 MAZDA)

マツダは昨年6月に「2030年に向けた新たな技術・商品方針」を発表していますが、今回はその中で発表されたEV専用プラットフォームに関する情報が出てきたので紹介したいと思います。

 

 

マツダは昨年6月17日にサステイナブルZoom-Zoom”宣言2030に基づいた「2030年に向けた新たな技術・商品方針」を発表。

ラージ商品群や"CASE"を中心に様々な領域の技術・商品方針が公開されましたが、その中で初披露されたのが「SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー」

(画像 MAZDA)

さまざまな車格やボディタイプのEVモデルに適応できるマツダ独自のEV専用プラットフォームで、2025年頃から2030年にかけて"複数のモデル"を導入する予定と公表されていました。

昨年6月以降はそれほど大きな情報が出てきてなかったのですが、ここにきて気になる情報があったので紹介したいと思います。

 

 

今回取り上げるのはドイツの電動化車両専門メディア「Elektroauto-News.net」が掲載したこちらの記事。

https://www.elektroauto-news.net/2022/mazda-zukunft-vielfaeltige-antriebe-nicht-nur-eauto

こちらは欧州で行われたCX-60のメディア向け試乗会において、ドイツマツダ広報担当ディレクターのJochen Münzinger氏へ取材を行った内容ですが、記事の中盤にこのような一文が・・・・。

Aber auch weitere Elektroautomodelle, neben dem Mazda MX30 seien in Planung. Dann allerdings auf einer vollkommen neuen Plattform.  Hierbei handle es sich um die dedizierte Skyactiv EV Scalable Architecture. Diese wurde bereits im Jahr 2021 angekündigt.

Damals noch mit drei E-Modellen, welche zwischen 2025 und 2030 auf die Straße kommen sollen. Herr Münzinger führte Elektroauto-News.net gegenüber aus, dass bis 2030 mit mindestens fünf E-Fahrzeugen auf dieser Plattform zu rechnen sei. Diese bewegen sich über alle Segmente hinweg.

また、Mazda MX-30以外の電気自動車も計画中ですが、これはまったく新しいプラットフォーム「SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー」です。これは2021年に発表されたものです。

発表当時は2025年から2030年にかけて3つの電動化モデルが登場する予定でしたが、Jochen Münzinger氏はElektroauto-News.netの取材に対し、2030年までにこのプラットフォームを採用した電気自動車が少なくとも5台登場すると予想しています。これらは、すべてのセグメントを横断的に移動します。

どうやらJochen Münzinger氏は2025年~2030年の間に少なくとも5台のEVモデルが登場する見込みと回答したようですが、これが正確な情報だとするとほぼ1年に1台ずつ登場する計算になります。

 

 

現時点で採用車種は不明のままですが、6月に開催された株主総会で公開されたプレゼンテーション資料では、様々な車格やボディタイプに対応できる事を紹介するための一例として「現行MAZDA6セダン」「CX-30」「MAZDA2ハッチバック」「MAZDA3ファストバック」のボディを被せた状態の画像が紹介されていました。

マツダの2022年株主総会(第156回定時株主総会)のLIVE配信アーカイブが公開、EV専用スケーラブルアーキテクチャーに関して気になるポイントも。 - つらつらとMAZDA

(画像 MAZDA)

さらに欧州マツダ副社長のWojciech Halarewicz氏によると、EV専用スケーラブルアーキテクチャーは実用車だけでなくスポーツカーまで視野に入れる事が可能なくらいに広い適応性を持つようです。

今後に関する具体的な情報が中々出てこない「MAZDA6」や「MAZDA2/CX-3」の次期型・後継モデルが、このアーキテクチャーをベースに出てくるという可能性もあるかもしれません。

MAZDA6の次期型・後継モデルに関してはラージ商品群で登場してほしいところですが・・・(笑)

 

 

登場までまだしばらく期間があるのでまだまだ不明な点が多い「EV専用スケーラブルアーキテクチャー」ですが、これをもとにどのようなマツダ車が登場するのか気になるところです。