2002年に生産終了したマツダのピュアスポーツ「RX-7」ですが、今回は最後に発売された限定車"スピリット R"で1台だけ存在する左ハンドル車を紹介したいと思います。
スピリットRはFD3S RX-7最後の限定車として2002年に発売。


現在でも高い人気を集め続けているマツダのピュアスポーツですが、この限定車には世界で1台だけ"左ハンドル車"が存在・・・。
すでにご存じの方が多いかもしれませんが、これまでブログで取り上げてなかったのでこの機会に紹介したいと思います。
世界に一台だけ存在する左ハンドルのRX-7 スピリットRを取り上げた動画がこちら。
RX-7は元々北米を中心に海外でも販売されていましたが、1990年代に入ってからのスポーツカー需要低下で1995年には米国市場での販売を終了。
スピリットRが販売される2002年には販売が日本市場のみとなっていたので、すでに左ハンドルのRX-7自体が生産されてない状況でした。
そのような状況の中で1台だけ左ハンドルのスピリットRが製造されたのは、当時北米マツダの副社長だったRobert Davis氏からのリクエストがきっかけとの事。
日本で実際に販売されたスピリットRには3つの仕様(TypeA・TypeB・TypeC)が用意されていましたが、今回取り上げた左ハンドル車は最もスポーティな"TypeA"仕様になっています。
しかし北米マツダ副社長からのリクエストとはいえ、左ハンドル車をわざわざ1台制作するというのもスゴイ話ですね・・・(笑)
ちなみに左ハンドル仕様のスピリットRは現在も北米マツダが所有しており、本社オフィス地下にあるガレージで大切に保管されています。
(北米マツダの地下ガレージを取材している動画でも一番最初に紹介)
この地下ガレージはいつか行ってみたいマツダ関連施設の一つですね・・・・。
世界中で高い人気を集め続けているRX-7ですが、マツダはNAロードスターに続いてFD3S RX-7もレストアプログラムを開始するようなのでこちらもどのような中身になっているのか注目したいと思います。